「オンラインカジノの適切な損切りのタイミングとは?」
ギャンブルにおいて損切りができるかどうかは、資金を守り次の勝利に繋げるために非常に重要なポイントです。
今回は「オンラインカジノでの適切な損切りタイミング」の設定の仕方や、損切りが苦手な人向けにおすすめのシステムベットをご紹介していきます。
目次
オンラインカジノの適切な損切りタイミングは?
オンラインカジノにおいて、「損切り」のタイミングは非常に重要です。
損切りのタイミングを見誤ると、最悪資金の全てを失ってしまいます。
長期的にオンラインカジノで勝つためには、まずこの損切りについて、適切なタイミングについて理解しておきましょう。
損切りのタイミングは人それぞれ違う
オンラインカジノでも、損切りのタイミングを自分で定める方法があります。
ギャンブルや投資全てに共通する「自己資金に対する割合」による損切り方法です。
その損切りタイミングの設定方法をご紹介しましょう。
- 「全体の損失額に対する損失」に損切りタイミングを設定
- 「ゲームやプレイごとの損失」に損切りタイミングを設定
これらは状況に合わせて「資金の●%の損失まで」と、自分であらかじめ決めておき、それに基づいたベットをするシンプルなやり方です。
自分で定める損切りタイミングの例
●「全体の損失額に対する損失」に損切りタイミングを設定する
「今日は資金の10%まで」と定め、その日の賭け金10,000円のうち、1,000円を失ったら撤収するというシンプルなやり方。または%でなく具体的な金額で「2,000円まで」でも良いです。とにかくその決めた額以上のプレイは、絶対にしないこと。
●「ゲームやプレイごとの損失」に損切りタイミングを設定する
最初から「余裕資金」として10,000円を入れているなら、その10,000円がすでに自身の資金に対する損切りラインともいえます。この場合の最初の損切りラインは「10,000円の10%」とし、もし負けたら次は「残高の9,000円の10%」というやり方です。常に口座残高の10%を損切りラインとし、利益が出ても同じように割合で管理していきます。
しかし、これらはあくまで自己管理が前提。
このようにあらかじめ自分でルールを決めていても、結局守れずに困っている損切りが苦手な人も多いと思います。
そんな方は、「システムベット」を活用するのが1番効果的でしょう。
オンラインカジノの損切りにオススメの攻略法
オンラインカジノで自主的な損切りが苦手な人へ向け、オススメのシステムベットを一覧にまとめてみました。
ベット手法 | 特徴 |
マーチンゲール法 | 理論上は負けないベット法 |
パーレー法 | 短時間で利益を伸ばす攻撃的なベット法 |
ココモ法 | 一回の勝利で損失回収と利益確定ができるベット法 |
グッドマン法 (1235法) | 損失を抑えて勝利金を守る手堅いベット法 |
バーネット法 (1326法) | 連勝時に利益を増加させるベット法 |
システムベットは、「ルールに沿ってベットするだけ」の機械的な賭け方になります。
ですので、その場の感情に左右されることがありません。
使う手法によって多少目的も変わりますので、その内容をしっかり理解してから必要に応じて選んでいきましょう。
各ベット方法ともに、「同じ箇所に賭け続ける」という前提を忘れないようにしてください。
マーチンゲール法
カジノゲームで数多く利用されるマーチンゲール法は、負けたゲームからスタートします。
簡単にいえば次ゲーム以降は「勝つまで倍額ベットしていく」というやり方です。
マーチンゲール法を使う条件としては、配当エリアが2倍のエリアに使用するということ。
注意点としては、連続負け数に応じてベット金額が徐々に増えるので、テーブル指定のマックスベット額には注意が必要です。
最も古典的かつ有名な手法で、カジノ必勝法として永らく愛されてきた。倍賭け法とも言われる。まず1単位賭け、負ければその倍の2単位、さらに負ければそのさらに倍の4単位、と賭けていき、一度でも勝てばただちに1単位に戻す、という手法である。
(参照)ベッティングシステム マーチンゲール法
マーチンゲール法のやり方
マーチンゲール法は、最初にベット額を決めて、負けたら条件に合わせベット額を追加していく手法。
理論上は1回勝利すれば全ての損失額を取り戻せます。
①「$1」ベットして負けたとします
②次ゲームでは倍の「$2」をベット
③$2でも負けた場合は次ゲームを倍の「$4」でベットします
④負けた場合は倍の「$8」のベット・・と繰り返し
勝利した場合はそこで終了し、また最初に戻ります。
例として「$1」をスタートとした場合の連敗数ごとのベット額・累計損失額、また勝利した場合の配当金のイメージは次のようになります。
連敗数 | ベット額 | 累計損失額 | 勝利配当額 |
1回目 | $1 | $1 | $2 |
2回目 | $2 | $3 | $4 |
3回目 | $4 | $7 | $8 |
4回目 | $8 | $15 | $16 |
5回目 | $16 | $31 | $32 |
6回目 | $32 | $63 | $64 |
7回目 | $64 | $127 | $128 |
8回目 | $128 | $255 | $256 |
9回目 | $256 | $511 | $512 |
10回目 | $512 | $1,023 | $1024 |
損切りのタイミング
マーチンゲール法は、「ベット額が不足すると予想できた時点」で損切りするのがベストでしょう。
表のように、$1スタートでも9連敗すると次の10回目では、$512もの資金が必要になります。
特には$16や$128などの桁が変わるような場面では、「そこから負けが2回続いた先のベット額」を見て、損切りタイミングを検討すべきです。
パーレー法
パーレー法は「逆マーチンゲール法」と呼ばれ、「勝った時に前回の倍額をベットする」という攻撃的なベット方法になります。
やり方や条件はマーチンゲール法と同じですが、使うポイントが「勝利したとき」になるのが大きな違い。
少額からスタートし、大きな利益を得る際に有効なベット方法です。
連勝数 | ベット額 | 勝利配当額 |
1回目 | $1 | $2 |
2回目 | $2 | $4 |
3回目 | $4 | $8 |
4回目 | $8 | $16 |
5回目 | $16 | $32 |
6回目 | $32 | $64 |
7回目 | $64 | $128 |
8回目 | $128 | $256 |
9回目 | $256 | $512 |
10回目 | $512 | $1024 |
損切りのタイミング
パーレー法は勝利時の手法になるので、損切りタイミングとしては「一度でも負ければその時点」になります。
問題は「利益確定」ポイントを重要視するということ。
上記の表のように、$1スタートでも連勝すればかなりの高額配当金になっていきます。
あとは「どこで降りるか」だけの問題。
確率論で言えば「50%の勝率のゲームで5連勝する確率は3%」です。
2連勝、3連勝となった時点で引き際を意識し、他の守りのシステムベットに移行することをおすすめします。
ココモ法
ココモ法の特徴としては、「1回の勝利で損失を取り戻せ、連敗するほどに勝利金利益が大きくなる」というものになります。
ココモ法は配当3倍のエリアに対して使用します。
このように勝率の低いエリアを使用するので、勝利するまでにはやや時間がかかる恐れがあるのがネックといえるでしょう。
ココモ法のやり方
最初にベット額を決めて、負けたら条件に合わせベット額を追加していく手法。
今回はわかりやすく$1スタートの例でご紹介します。
①まず「3倍」になるスポットにベット
②負けた場合は2回目のベットでも再び$1をベット
③再び負けた場合には3回目のベットでは①②で利用した同額をベット
④そこでも負けた場合には4回目のベットでは②③の同額をベット
⑤勝利すればその時点で終了、負けた場合は同様に「前々回+前回の合計」をベット
$1ユニットでの連敗時ベット額と、累計損失や勝利時の配当金の目安は次のようになります。
長期戦を想定して、あらかじめテーブル指定のマックスベット額には注意しておきましょう。
連敗数 | ベット額 | 累計損失額 | 勝利配当額 |
1回目 | $1 | $1 | $3 |
2回目 | $1 | $2 | $3 |
3回目 | $2 | $4 | $6 |
4回目 | $3 | $7 | $9 |
5回目 | $5 | $12 | $15 |
6回目 | $8 | $20 | $24 |
7回目 | $13 | $33 | $39 |
8回目 | $21 | $54 | $63 |
9回目 | $34 | $88 | $102 |
10回目 | $55 | $143 | $165 |
損切りのタイミング
ココモ法の損切りのタイミングは、「10回程度での区切りを設ける」のがベストな損切りタイミングといえるでしょう。
最大の特徴は、「一回の勝利で利益が確定しつつ、連敗するほど高い利益」ということ。
しかしその一回に期待を寄せすぎると、表の例を超えた場合の11回目では$89($34+$55)、12回目では$144($55+$89)・・と必要なベット額が大きくなることを見落としてしまいます。
勝率も低めのエリアを利用しますので、過度な期待をせず予算に合わせた回数の上限を設けましょう。
グッドマン法(1235法)
グッドマン法(1235法)は、一度のベットの最大損失が「$5」で済む、という点は他の手法に比べリスクが低いといえるでしょう。
地道に勝利を重ねたい場合や、現在の勝利金を守りたい場合におすすめの手法になります。
グッドマン法は配当2倍のエリアに対して、勝利し続ける場合に使用します。
グッドマン法は連勝中に一度でも負けた場合に$1ベットに戻ります。
それまでの勝利金を残したまま手堅く行えるのがポイントです。
グッドマン法のやり方
②ここで負けた場合は2回目もふたたび「$1」でベット
③2回目で勝利した場合は「1235」で1の次にある「2」つまり「$2」をベット
④3回目で勝利した場合は「1235」で2の次にある「3」つまり「$3」をベット
⑤勝利が続いたら次は「1235」の最後の5である「$5」をベット
⑥勝利し続ける限り「$5」でベット
(※①〜⑥の間に負けた場合は全て$1に戻ります。)
グッドマン法で1235の1ループ間勝利した場合の投資額と、配当金の累計は次のようになります。
ベット回数 | ベット額 | 累計投資額 | 勝利配当額 |
1回目 | $1 | $1 | $2 |
2回目 | $2 | $3 | $4 |
3回目 | $3 | $6 | $6 |
4回目 | $5 | $11 | $10 |
5回目 | $5 | $16 | $10 |
合計 | $16 | $32 |
損切りのタイミング
グッドマン法は「1ループ様子を見て流れが伴わない場合」は損切りするのがいいです。グッドマン法のデメリットとして、連勝できない流れでは勝利金が乗りにくく、「長期戦では累積損失が大きくなる可能性が高い」ということがあります。
実際に例え10回の勝負のうち、勝敗数は同じ回数であっても、連勝でない場合はマイナスになる可能性が高くなります。
連勝中の利益を守りたい場合や、損失を抑えたい場合に有効なシステムベットと言えるでしょう。
バーネット法(1326法)
バーネット法(1326法)は2倍配当エリアで、名前通り「$1・$3・$2・$6」の順に賭けていくやり方です。
負けたら$1からのやり直し、勝ち続ける限りは最大ベット額$6の繰り返しとなります。
ベット回数 | バーネット法 | グッドマン法 |
1回目 | $2 | $2 |
2回目 | $8 | $6 |
3回目 | $12 | $12 |
4回目 | $24 | $22 |
5回目 | $36 | $32 |
$1スタートした場合の連勝回数による配当金の累計額が、2回目で$8になるバーネット法に対し、グッドマン法では$6となります。
連勝の可能性が低い場面ではグッドマン法よりも有効といえるでしょう。
$1スタートでの1ループ完了時には$4の差ですが、最大ベット額が$6のバーネット法はこれ以降も連勝するほど差をつけていきます。
損切りのタイミング
バーネット法もグッドマン法同様に「連勝できないとその効果が発揮されない」手法になります。
一進一退のような流れになる場合は、素直にバーネット法でのベットについては損切りすることをおすすめします。
オンラインカジノで損切りが重要な理由
ギャンブルの世界では、損切りをとても重要視しています。
なぜなら、損切りは「損失を限定する」ことを目的とした、一つの必要な手段であるためです。
オンラインカジノのようなギャンブルは、必ず毎回勝てるという保証はありません。
負けが続くと、感情で熱くなりすぎて負債を増やし、逆転を狙い願望的な高額ベットを繰り返す可能性があります。
勝てる人は損切りをしている
しかし勝てる人間は、常に感情に左右されず、自分の決めたリミットに達したら、システム的に冷徹な損切りを行える肝力があります。
勝てる保証がない世界でも、負け額は限定することができる知っているのが、勝てる人が厳しい世界で生き残っている最大の理由です。
感情でプレイして資金を失わないようにするには、「適切な損切り」を行う必要があります。
まとめ
オンラインカジノの損切りはとても重要なものになります。
そのタイミングも、ルールを定めてしっかりと行うことが、大事な資金を守る行動です。
- 損切りは資金を守る最良の手段である
- 自分のルールを定める重要性
- システムベットを活用して管理する
- 手法に応じて使う場面を誤らないように注意
よく言われる「プロスペクト理論」を簡単に言えば、人間は誰しも勝ったまま場を去りにくく、負けるほどに取り戻そうと無理なベットに走る傾向があります。
つまり知らないうちに「リスクの高い行動」をとっているということを自覚せねばなりません。
オンラインカジノで適切な損切りタイミングを持つことは、自分を守りながらも勝利へ繋がる第一歩です。
