2022年11月から導入されることになるスマートパチスロ。
今までのパチスロとは異なる形式で提供されることが発表されており、最大の特徴はメダルを使わないという点です。
今までのメダルを利用したゲーム性とは異なり、メダルを利用しなくても遊ぶことができる、未来志向の筐体と言えるでしょう。
スマートパチスロ(スマスロ)とは?
スマートパチスロはメダルを利用しないスロットとして提供されており、メダルを機械内で循環させるような方式でゲームをプレイしています。
実際にはメダルを利用しているような形でゲームが進行しているだけではありますが、メダルを活用しないことによって衛生面などのメリットを生み出そうとしています。
メダルを入れたり出したりしない機種
スマートパチスロにはメダルを利用しないことが確定しており、メダルを入れて遊戯することはもちろんのこと、メダルを排出して積み上げるという形式も取りません。
メダルは一切出してくれないため、現時点での枚数は別の方法で計算されていくことになります。
スマートパチスロに変更されることにより、ユーザーはより楽にプレイできるようになっています。
従来までのようにメダルを箱に入れる作業も行われない
現在のパチスロは、排出されたメダルを箱に入れて積み上げある方法を取らなければなりません。
今後登場するスマートパチスロは、メダルについては排出されないため、デジタルによって計算されるようになります。
デジタルの数字を見ていくだけで、現時点でメダルがどれくらい発生しているのか確認することが可能で、簡単に情報を得られるようになります。
スマートパチスロはデジタルデータで管理
スマートパチスロはデジタルデータを送信するような方法を採用しており、ホール内でデータを管理できるようにしています。
物理的な遊技メダルを使用せず“電子情報”で貸し出しを行い遊技を行います。
(参照)日本遊技機工業組合 スマスロ特設サイト スマスロとは
データで管理していくことで、現時点でのメダルの枚数や的中しているときの枚数などが確認できるようにしています。
データの管理がデジタルに変更されたことで、ユーザーの手間が省かれるようになるのはいいところです。
データによって現時点でのメダル枚数などがわかるようにしている
データを活用することによって、現在のメダル枚数を数えなくても、勝手にデジタルで表示されるようにしています。
デジタルで管理してくれる点は大きく、メダルが数え切れないような状態になっていたとしても、データとして1枚も間違えない数字が表示されているので安心できます。
デジタル管理によってアナログで計算する方法は使われなくなります。
メダルを使わないことで清潔感や面倒な手間が解消
メダルを使わないことにより、汚れなどに触れる機会も大幅に減っていきます。
清潔感を得られるようにしている機種でもあり、手が汚れてしまうなどの問題に苦労することはなくなります。
また、メダルを入れる手間も省けますので、ゲームをプレイするための方法が非常に楽になります。
単純かつ簡単にプレイできる方法が用意されている便利な機種です。
スマートパチスロ(スマスロ)の仕組みは?
スマートパチスロは一部のルールが変更されることになり、今まで提供されていた6号機とは異なる声質を持っています。
パチスロのルールが変更されることによって、より遊びやすくなっている部分があります。
しっかりゲームのルールを理解しておきましょう。
有利区間の概念が無制限に変更されている
スマートパチスロは有利区間の概念が無制限に変更されており、自由に設定できるようにしています。
上限を設けなかったことで、有利区間は無制限に機種側に適用させられます。
ただ、有利区間を取り消すためのタイミングなどをしっかり作らなければならないため、スマートパチスロであっても有利区間が存在していない区間が作られることとなります。
従来までの6.5号機はゲーム数制限が設けられていた
従来まで登場していた6.5号機では、有利区間のゲーム数が最大4,000ゲームに設定されていました。
ゲーム数は徐々に増えていくこととなりましたが、ゲーム数が不足しておりメダルを最後まで取り切れないような状況が起こるようになっています。
ゲーム数が無制限になったことで、メダルを取り切れないような状況は解消されるようになりました。
無制限に変わることで取り切れない問題が解消される
無制限の有利区間によって、基本的に有利区間終了に伴うメダルを取れない問題は解消されるようになります。
有利区間が限定されている場合、ATの状況次第ではメダルを取れないような状況が生まれていました。
特に2,400枚を取るときに必要なゲーム数が足りないとされていましたが、スマートパチスロによって取り切れない問題は起こりません。
出玉面での期待値が少しだけ高くなっているのは大きい
出玉面では少しだけ期待値を高くしているのもスマートパチスロで、有利区間を有効に利用してループ機能をもたせるような方法を取ることが可能になりました。
ループさせることにより、従来までの機種ではなかなか難しいとされていた万枚獲得が狙えるようになります。
万枚獲得のチャンスが広がったことで、ギャンブル性が向上していると言えるでしょう。
コンプリート機能が搭載されている
スマートパチスロにはコンプリート機能が搭載されることになっていて、スマートパチンコ同様に制限を受けます。
制限と言っても厳しいものではなく、一定の枚数を超えてメダルを出すことができないというルールが適用されるだけです。
適用されてしまった機種は、その時点でプレイできない状態に変更されることになり、翌日まで待たなければなりません。
スマートパチスロのコンプリート機能は19,000枚が上限
スマートパチスロに適用されるコンプリート機能は、最大19,000枚を出した時点で終了となります。
凹んでいるところから19,000枚というルールになりますので、場合によってはメダルを延々と出し続けてしまい、スマートパチスロのコンプリート機能に引っかかってしまう場合があります。
上限はかなり緩くなっていますが、引っかかる可能性はあります。
上限を突破した台は当日中に再度プレイできない
上限を突破してしまった場合は、設定の変更やリセットを掛けなければプレイできない状態となります。
リセットを当日中にできるのは、筐体内に問題が生じている時以外は不可能になっていますので、問題が起きていない状態でリセットできる状態は怒らなくなっています。
翌日まで同じ機種はプレイできなくなり、事実上放置されることとなります。
コンプリート機能により20,000枚以上を出すのは不可能に
コンプリート機能により、5号機で発生していた20,000枚以上の出玉を取ることは不可能になっています。
以前は20,000枚以上を獲得しているデータも確認されていましたが、コンプリート機能によって2つの機種を利用しなければ20,000枚以上の獲得は狙えなくなっています。
ある程度射幸性を抑えるために導入されている機能であると言えるでしょう。
不正を検知する機能が搭載されている
現在のパチスロにも一部不正に関連している機能は搭載されており、問題が発生していると判断されれば検知して報告するようになっています。
スマートパチスロには更に強化されたものが導入されるようになり、より高度な問題にも対応できるようになります。
のめり込み防止、不正防止強化
(参照)SANKYO 「スマートパチスロ」「スマスロ」とは何ですか? 初心者のイロハ
不適切なゲームプレイなどについてもデータで検知して対応できるようになるのはいいところです。
現在のスロットは不正を検知する機能が弱い
現在のスロットは不正を検知できるようにしていますが、導入されている機能が弱いこともあり、ゴト行為が確認されている事例が報告されています。
不正行為を避けるためには、より監視を強化するしかありませんが、店員の数に上限がある以上なかなかできないという問題も発生しています。
不正を検知する機能の強化は非常に重要なのです。
より検知しやすくなったことで不正行為を解消しやすい
検知する機能が強化することによって、不正行為を解消しやすい状態となっており、ユーザーは不正な行為を利用して出玉を大量に得るという方法が取れなくなっています。
不正行為ができなくなったことで、事実上ゴト行為については解消できる可能性があります。
元々パチスロの方はゴト行為が少ないとされていましたが、撲滅できる可能性もあるでしょう。
ホール側にも客側にも安心できる機能と言える
ホール側にとって、安心してゲームをプレイできる可能性が高いと言えるのが不正行為の検知です。
不正行為が検知してくれることによって、ホール側の利益が損なわれる心配がなくなります。
また、ユーザー側にとってもメリットが大きく、怪しまれる心配が事実上なくなります。
より遊びやすい状態を作り出してくれるのは非常に大きなメリットです。
スマートパチスロ(スマスロ)のメリットは?
スマートパチスロは清潔感を出すために作られている機種でもあります。
現在は触れるということに怖さを持っている人もいますし、感染症の観点でも触れる際にはしっかり綺麗にするという行為が徹底されています。
スマートパチスロになると、メダルを触る心配がなくなるため、これまで以上に安心してプレイできるような状態が生まれるでしょう。
不特定多数の人が触っているものに触れる心配はない
メダルは不特定多数の人が触っていることもあり、どうしても汚れている感じになっています。
また、誰が触ったのかわからないこともあり、中には変な臭いのするようなメダルが混じっていることもあります。
メダルは綺麗にして導入されていますが、スマートパチスロによってメダルを触る必要がなくなり、より安心してゲームをプレイできるようになっていきます。
感染症が流行している以上リスクを避ける行為は重要になる
感染症が流行している現代において、リスクを避ける行為は重要になっています。
リスクを回避できる行為をしっかり考えてできるようになり、安心して遊戯できる状態になっているのは非常にいいところでしょう。
より遊びやすくなっている点を踏まえると、スマートパチスロを活用したゲームはよりユーザーにとって安心感を得られる雰囲気を出してくれるのです。
触るのは筐体の一部だけになるため安心して遊戯できる
以前までは様々な場所を触らなければならないため、触れる部分が多い問題がありました。
触る場所が限定されることにより、スマートパチスロはより遊びやすい機種となりました。
筐体の一部だけを触って遊戯するだけとなりますので、触る部分だけ気をつけておけば問題ないでしょう。
メダルに触れないことで汚れなどの防止にもつながる
メダルに触れないことによって、汚れなどの防止にもつながるようになり、筐体内部の汚れなども防げるようになっていきます。
現在の筐体は汚れが付着しているものもいくつか存在しており、遊びづらい状態となっているものもあります。
劣化にも汚れは影響してくるところですので、劣化を解消できるという観点では非常にいいところと言えるでしょう。
ホール側も清掃の手間が省けるので楽になる
ホール側にとっても清掃の手間が省けるようになります。
メダルの清掃はホール側の担当となっていますので、どのような事情があってもホール側はメダルを綺麗にして再度使えるようにしておかなければなりません。
清掃の手間が省けるのは、閉店後の作業が減ることを意味しており、ホールで仕事をしている人にとっては安心感が生まれるでしょう。
メダルの清掃がなくなるため閉店後の作業が減る可能性もある
メダルの清掃やパチンコ玉の清掃はホール側が責任を持って実施しなければなりません。
放置していると汚れが筐体に付着することによって、より遊びづらい状況になってしまいます。
中には筐体の故障に繋がる可能性があり、ホール側がパチスロ台の修理をしなければならないのです。
手間が省けるだけでも作業減少によるリスク減少に繋がります。
スマートパチスロ(スマスロ)とは未来のスロット
スマートパチスロは未来のスロットとして導入されていくことで、今後は新しいスロットとして期待できるようになるでしょう。
開発されている機種によって、今後さらにギャンブル性の高い機種の搭乗が期待できます。