スマートパチンコ導入後は、打ち止め機能と呼ばれるものが搭載されるようになります。
打ち止め機能はコンプリート機能という名称が使われることになっており、依存症対策として導入されることとなります。
一定の出玉数以上を獲得できないように調整されているもので、大量出玉獲得のチャンスを失う可能性があります。
目次
スマートパチンコには打ち止め機能が搭載される
スマートパチンコには打ち止め機能が搭載されることが決まっており、導入される当初から一定の出玉数を超えた時点で打ち止め機能が発動し、プレイできない状態にするというものです。
コンプリート機能という名称が使われることに決まっており、今後の機種には全て使われていく機能となります。
打ち止め機能は2022年11月から検定を受ける機種に強制的に導入される
打ち止め機能は2022年11月から検定を受ける機種は全て導入していなければなりません。
10月までに導入する機種には入れなくても構いませんが、11月になると導入されていない機種の検定は受けられなくなります。
パチンコ・パチスロを遊技機メーカーが販売しホールに設置するには、「保通協」での型式試験に適合した上で、各地域の公安員会による検定申請を行うことが義務付けられています。
(参照)SANKYO 「検定」とは何ですか? 初心者のイロハ
11月以降はすべての機種に導入されることになり、スマートパチンコ以外にもP機で登場する機種にも搭載されていきます。
打ち止め機能を搭載していない機種は検定を受けられなくなる
打ち止め機能を搭載していないと判断されている機種は、検定を受けられなくなります。
また、検定中に打ち止め機能がしっかり動作していないと判断された機種については検定不合格という扱いになり、審査をクリアできなくなります。
審査を通過できないことには市場に機種を展開できないため、メーカー側が損失を出してしまうのです。
打ち止め機能はギャンブル性を抑えるために導入される
打ち止め機能はギャンブル性の高さを解消するために導入されていくもので、一定以上の出玉を追い求められないようにする対応を取ることになりました。
のめり込み防止、不正防止強化
(参照)SANKYO 「スマートパチンコ」「スマパチ」とは何ですか? 初心者のイロハ
ギャンブル性の高い台が次々と登場していくようになり、より多くの出玉獲得を狙うようなユーザーも増えているのが現状ではありますが、どこかで歯止めをかけなければならないという自覚がメーカーなどにあります。
現時点でギャンブル性の高い機種が多いため出玉上限を抑えるために活用される
現時点でもギャンブル性能の高い機種は登場していますが、スマートパチンコになると更に多くの機種が高いギャンブル性を持って登場してくる可能性があります。
ギャンブル性の高い機種が登場していくようになると、単純に大量出玉を狙うようにユーザーがゲームをプレイするようになってしまうため、ギャンブル性を抑えるために対応する必要があるのです。
コンプリート機能が使われるとこれまでの爆発力は望めなくなる
コンプリート機能を導入することにより、爆発力に一定の制限が加えられるようになります。
爆発力の上限が固定されるようになりますので、今までよりも爆発する機種というのは少ない状態となります。
また、コンプリート機能を利用されることにより、ユーザー側はあまりにも多くの出玉を獲得するようになると勝手に停止するというイメージを持つようになります。
スマートパチンコの打ち止め機能の詳細
スマートパチンコの打ち止め機能については、基本的に一定のタイミングで発生するものとなり、発生した場合には台がプレイできなくなります。
勝手にユーザーが解除してプレイすることはできないように作られており、ユーザー側では対処できない機能となります。
一番ハマったところから95,000発を超えると強制的にゲーム終了
スマートパチンコの打ち止め機能は、一番ハマっているところから95,000発を超えるようになると強制的に終了するようになります。
ハマっているところは吸い込んでいる部分を指しますが、その場所から95,000発を超えてしまうとコンプリート機能として発動し、ユーザーに警告を出してプレイできないようにします。
台を遊びたくてもそれ以上は触れないのです。
一番ハマったところは吸い込んだ量が一番多い場所を指す
一番ハマっているところというのは、吸い込んでいる量が一番多い状態、つまり凹んでいる場所を指します。
一番凹んでいるところから上昇して95,000発を超えてしまった場合には、ユーザー側にこれ以上のギャンブル性能を出せないと判断し、打ち止め機能が発動します。
発動してしまった機種はユーザー側では対処できないような状態になります。
95,000発を超えた段階でパチンコの台側でゲームを終了させるシステムが発動
95,000発を超えた時点でパチンコ台側がゲームを終了させるプログラムが発動し、既にラッシュ等に突入している場合でもプレイできなくなります。
いわゆる打ち止め機能というのは、強制的に終了させるプログラムとして導入されることになり、ユーザーが頑張ってプレイしたものの一定のタイミングで勝手に終わってしまう、少し厄介な機能です。
ゲームが終了した台はプレイできなくなり出玉の精算などが必要となる
ゲームが終了してしまった台は、何らかの方法で解除しなければ次のプレイができなくなっています。
ユーザー側では対処できないように調整されていることもあり、打ち止め機能が発動している機種は何もできなくなってしまいます。
ユーザーは打ち止め機能によって、出玉の精算が必要な状態となり、すぐに出玉を精算して店を出ることとなります。
ゲームが終了した台を復帰させるにはスマートパチンコの調整が必要
ゲームが終了した台を復帰させるためには、スマートパチンコ側に調整を入れなければなりません。
具体的には店員がスマートパチンコの再起動をする必要があります。
しかし、再起動は店が営業している間に利用してはいけないというルールが適用されていることもあり、どのような状況であっても触って変えてしまう方法は許されないのです。
スマートパチンコで何らかの設定を変更することで回復させることが可能
スマートパチンコで何らかの設定を変更することで、回復させるなどの行為が可能になっています。
未だにスマートパチンコの機能については全て把握されているわけではありませんが、スマートパチンコには設定が導入される予定となっており、せっていを変更するなどすれば再起動と同じ状態を作ることができて、再度プレイ可能になるのです。
営業中に設定を変更するなどの行為は認められていない
設定を変更するだけでコンプリート機能は解除できるようにしていますが、営業中に設定を変更する行為は禁止されており、勝手に変更している場合には店舗側に処分が下ります。
店舗の処分は利益を得られない状態となってしまうため、絶対に避けなければなりません。
つまり機能を回復させるためには、営業時間外に対応してもらう以外の方法がないのです。
機能を回復させるためには営業時間外に対応してもらう以外の手段はない
打ち止め機能を取り消すためには、営業時間外に対応してせっていを変更するなどの作業をしなければなりません。
営業時間中に対応することはできなくなっているため、スマートパチンコを勝手に再起動するなどの方法は取れないのです。
勝手に再起動しているなどの情報が警察に入るようになると、営業停止などの処分に繋がります。
打ち止め機能はコンプリート機能という名称で導入される
打ち止め機能はコンプリート機能という名称が採用されることで同意されており、終了するタイミングという意味を持たせて導入されるようになります。
コンプリート機能という名称が採用されている背景には、打ち止め機能ではどうしてもユーザーにマイナスイメージを与えてしまうようになるためで、より難しくないコンプリート機能という名前に変えられています。
スマートパチンコ以外の機種でも導入されることが決まっている
スマートパチンコで採用されることになるコンプリート機能ですが、P機でも既に導入されることが決まっており、11月以降に検定を受ける場合には導入しておかなければなりません。
P機でも対応しなければならない理由は、一元的に導入することが決まっているためです。
勝手に導入しないで審査を受けても、審査は通過できないようになります。
導入されている台は2023年から一気に増えてくるので注意しよう
スマートパチンコは2023年から導入されることが予定されていますが、P機でコンプリート機能が搭載されている機種についても11月以降に検定を受けることとなり、店舗へ導入されていくようになります。
2023年からコンプリート機能がついている機種は大量に導入されるようになり、当たり前の機能として利用されていくようになるため注意しておきましょう。
コンプリート機能でプレイできない台はすぐわかるので触らないこと
コンプリート機能が発動している台については、既にコンプリート機能が発動しているという状態が液晶画面で表示されているため、プレイできない状態になっています。
プレイしたいと思っても、コンプリート機能が発動しているためプレイできませんという状態が見えていますので、どのような思いを持っていても対応できない点に気をつけておきましょう。
スマートパチンコの打ち止め機能による規制
スマートパチンコの打ち止め機能は、ギャンブル依存症対策として導入されることが決まっていますが、ユーザーに与える影響はマイナスイメージを強めているだけです。
ただ、機能が発動するかどうかは微妙なところでもあります。
10万発以上の出玉ができなくなる
95,000発以上獲得できないような状態になってしまうため、10万発を超えるような出玉は取れなくなってしまいます。
10万発の出玉に興味が無いのであれば別に構いませんが、一定の出玉数以上を取れなくなってしまうというのは残念なところでもあります。
大量出玉を獲得したいと考えているユーザーにとってはマイナスとなる傾向があります。
10万発が1台のパチンコから出せなくなる
過去の台では10万発以上の出玉を獲得できるチャンスもあり、実際に出玉が発生していた台も多数確認されています。
しかし、コンプリート機能が登場することによって、10万発を1台のパチンコから獲得するのは不可能になってしまいます。
どのような状態でも、10万発を超えるためには2台以上のパチンコ台でプレイしなければなりません。
大量出玉獲得を狙うユーザーには厳しい状況
大量出玉獲得を狙っているユーザーにとって、打ち止め機能を搭載している機種は少し残念に感じるでしょう。
10万発という夢を得られなくなってしまうため、大量獲得は狙えなくなってしまいます。
他のユーザーが大量に出している後で座り、再び出玉を出していたところで終了という状態になってしまい、大量の出玉を取れなくなる可能性もあります。
打ち止め機能の条件は不透明?
打ち止め機能は95,000発が目安となっていますが、利用できるところまで出玉獲得が狙えるのか微妙なところでもあるのは事実です。
打ち止め機能が発動するのかどうかは実際の所不透明な状態となっており、コンプリート機能を搭載してもあまり変わらないのではないかと思われている点もあります。
今後がどうなるのか見ていく必要があるでしょう。
現在の台でも10万発を超える状況は稀にしか発生しない
現在の台でも10万発を超える出玉についてはあまり発生しておらず、ほぼ見ることがない状態となっています。
エラーなどによって大量の出玉を獲得できていた状態が生まれていたこともありますが、自力で10万発というのは基本的に難しいことでもありますので、なかなか生まれないものと判断できます。
打ち止め機能を入れても意味は薄いと判断できる点があります。
導入されてもあまり影響がない場合も
導入されていたとしても、凹んだり出したりを繰り返しているパチンコ台にはあまり意味がないと判断されている点があります。
エラーなどの対策として導入されていくことが予想されているコンプリート機能は、今後どのように機能していくのかが注目されます。
あまり影響がないものと判断されている見立てもあり、実際にどうなるのか見ていくことが大事です。
スマートパチンコの打ち止め機能は依存症対策!今後必ず搭載される
スマートパチンコの打ち止め機能は依存症対策として導入されることが決まっており、2023年から利用されることが既に確定しているものと判断していいでしょう。
今後は大量出玉を1台で稼ぐのは難しくなるため、分けて考えていく必要も出てきます。