スリーカードポーカーは、「3枚のカードで出来る役の強さで勝ち負けを決める」ポーカーです。
ルールがシンプルであり、配当も高いためオンラインカジノでも非常に人気のあるポーカーです。
では、スリーカードポーカーについて解説していきます。
目次
スリーカードポーカーの手役が出る確率
ペア以上が出る確率は25.62%
スリーカードポーカーでは、ペア以上が出る確率が25.62%と非常に低くなっています。
カードの交換もないため、配られたカードで勝負するのか、降参するのか、正確な判断が必要です。
【スリーカードポーカーの手役が出る確率】
手役 | 出現確率 |
ストレートフラッシュ | 0.21% |
スリーカード | 0.23% |
ストレート | 3.25% |
フラッシュ | 4.95% |
ペア | 16.94% |
手役なし | 74.38% |
プレイヤー、ディーラーともに手役なしの確率が74.38%もあるため、配られたカードに役がなくても勝つことは可能です。いかにディーラーの「ハイカード」を読むかが鍵となります。
役の種類は6種類
スリーカードポーカーの役は全部で6種類あり、それぞれ戻ってくる配当が違います。
【スリーカードポーカーの手役例と配当】
手役 | アンティ分配当 | ペアプラス分配当 |
ストレートフラッシュ | 9倍 | 40倍 |
スリーカード | 8倍 | 30倍 |
ストレート | 5倍 | 7倍 |
フラッシュ | 4倍 | 5倍 |
ペア | 4倍 | 2倍 |
ハイカード | 4倍 | ー |
スリーカードポーカーの還元率
スリーカードポーカーの還元率は96.63%
スリーカードポーカー単体の還元率は、96.63%と他のポーカーと比較しても低い水準になっています。
オンラインカジノのライブポーカーの中では、プレイテック社のカジノホールデムの還元率が99.18%と最も高くなっています。
参考オンラインカジノ
【各ポーカーの還元率表】
ゲーム名 | 還元率 |
カジノホールデム(プレイテック) | 99.18% |
テキサスホールドゼムボーナスポーカー | 97.96% |
カジノホールデム | 97.84% |
ツーハンドカジノホールデム | 97.84% |
エクストリームテキサスホールデム | 97.82% |
カジノスタッドポーカー | 96.29% |
スリーカードポーカー | 96.63% |
カリビアンスタッドポーカー | 96.30% |
スリーカードポーカーのルール
スリーカードポーカーの基本ルールは以下の通りです。
- 配られるカードは3枚
- フラッシュよりストレートの方が強い
- 勝敗に関係なく配当が貰えることがある
最初に配られる3枚で勝負する
通常のポーカーは5枚のカードで手役の完成を目指すものです。
スリーカードポーカーの場合、名前の通り「3枚」のカードで手役の完成を目指します。
また、カードの交換はなく、最初に配られた3枚カードでディーラーと勝負をします。
そのため、手持ちのカードから勝負するべきかの判断が鍵となります。
ストレート>フラッシュ
スリーカードポーカーならではのルールとすれば、フラッシュよりストレートの方が強いということです。
一般的なポーカーであれば、「ストレート<フラッシュ」の関係性でありますが、スリーカードポーカーは逆です。
スリーカードポーカーのプレイする際は、手役の強さに注意が必要です。
勝敗に関係なく配当が貰えることがある
さらに、スリーカードポーカーでは手役を完成させた場合に配当が貰えます。
スリーカードポーカーの手役に対する配当は以下の通りです。
【スリーカードポーカーの配当(アンティ)】
手役 | 配当 |
ストレートフラッシュ | ベット額の5倍 |
スリーカード | ベット額の4倍 |
ストレート | ベット額の1倍 |
【スリーカードポーカーの配当(ペアプラス)】
手役 | 配当 |
ストレートフラッシュ | ベット額の40倍 |
スリーカード | ベット額の30倍 |
ストレート | ベット額の6倍 |
フラッシュ | ベット額の4倍 |
ペア | ベット額の1倍 |
これらを完成させた場合には、ディーラーとの勝負に関係なく配当を受け取れることを理解しましょう。
スリーカードポーカーのカードの強さ
ちなみにハイカードとは強い数字をあらわしており、Aが最強で2が最弱です。
スリーカードポーカーのテーブル
スリーカードポーカーのテーブルには、以下のような用語が書かれています。
- Ante(アンティ)
- Play(プレイ)
- Pair Plus(ペアプラス)
全てチップを置くエリア(スポット)であり、用語の意味を理解しておく必要があります。
【スリーカードポーカー用語】Ante(アンティ)
アンティとは、プレイヤーがスリーカードポーカーに参加する意思表示のためにチップを置くスポットです。
プレイヤーがアンティにチップを置くことで、ディーラーとの勝負に参加したことになります。
【スリーカードポーカー用語】Play(プレイ)
スリーカードポーカーでは、カードが配られた後、勝負をするためにアンティに置いたチップの同額をプレイに賭ける必要があります。
プレイとは、配られたカードでディーラーと勝負するのかの意志表示をするエリアと言えます。
【スリーカードポーカー用語】Pair Plus(ペアプラス)
ペアプラスにチップを置いた場合、勝敗に関係なく、「ペア」以上の役を出した場合に配当が貰えます。
ペアプラスは、スリーカードポーカーで稼ぐために重要なエリアですので、しっかり理解しておくべきです。
スリーカードポーカーのゲーム手順
では、実際にスリーカードポーカーをプレイしてみましょう!
スリーカードポーカーの簡単な流れは以下の通りです。
- アンティorペアプラスにチップを置く
- 3枚のカードが配られる
- 手持ちのカードから勝負するか判断する
- 勝敗が決まる
スリーカードポーカーの流れ

スリーカードポーカーでペアプラスのみにベットした場合
スリーカードポーカーで「ペアプラス」のみにベットした場合、ディーラーの手役は関係ありません。
プレイヤー(あなた)に配られたカードで手役を完成できた場合は、所定の配当を受け取れます。
完成できなければ、ベットチップは没収です。
スリーカードポーカーでアンティのみにベットした場合
アンティにベットした場合は、カードが配られた時点で勝負の判断をしてください。
手役なしの状態で、ローカードのみならば勝てないですよね。
フォールド(降参)をすれば、アンティにベットしたチップを献上して勝負を降りることができます。
スリーカードポーカーでは手札が悪いときフォールド(降参)できる
スリーカードポーカーでは、配られた手札が悪いとき、フォールド(降参)することもできます。
ただ、注意してほしいのは、フォールドをするとペアプラスへのベットも無効になる点です。
両方にチップをおいているならば、手役の完成に対して勝負するべきでしょう。
スリーカードポーカーはディーラーにもフォールドの権利がある
理解しておきたいのは、ディーラー側にもフォールド(降参)の権利があること。
条件は、手役がなくQ以上のカードもない場合です。
あなたが勝負を挑み、ディーラー側もフォールドしなかった場合、初めて勝負になると言うことです。
スリーカードポーカーの配当
スリーカードポーカーで、配当が貰えるケースは以下の3つです。
- ディーラーが勝負を降りたとき
- 勝負して手札がディーラーより強かったとき
- 手役が完成したとき
ディーラーが勝負を降りた場合アンティに賭けた1倍の配当が戻ってくる
スリーカードポーカーでは、ディーラーが降参した場合、アンティにベットした同額が配当として戻ってきます。
もし、プレイヤー(あなた)が10ドルチップをアンティにベットして、ディーラーが降参をした場合には、アンティベットの10ドル、プレイゾーンベットの10ドル、そして配当の10ドル、合わせて30ドルが返ってくることに。
ディラーが勝負した場合アンティ、プレイの両方に賭けた1倍の配当が戻る
つディーラーが勝負にでてきて勝利を収めた場合は、アンティ・プレイにベットした同額が戻ってきます。
プレイヤー(あなた)がアンティベットを10ドル、プレイベットを10ドルベットした場合は、アンティ10ドルプラス配当の10ドル、およびプレイ10ドルプラス配当の10ドルとなります。
つまり、手役の配当以外で合わせて40ドルを受け取れるのです。
役で勝負に勝った場合は、役ごとの配当が戻ってくる
スリーカードポーカーでは、勝敗に関係なく、手役を完成させたとき配当が貰えます。
スリーカードポーカーの攻略法・必勝法
スリーカードポーカーに対する姿勢を考えておく
スリーカードポーカーを含めた全てのポーカーに言えることですが、ポーカーをプレイする目的をよく考えておいてください。
特に、これからポーカーを始める方は、「遊び」なのか「賞金」目的なのかをよく考えてからプレイする必要があります。
ポーカーをプレイするのは賞金が目的なのか、娯楽が目的なのかを決めてください。勝ち続けるには時間の投資と努力が必要です。努力の積み重ねが大切なのです。ポーカーを娯楽として楽しむことも間違いではありませんが、それでも負けるつもりでプレイする必要ありません。
(参照)ポーカースターズ ポーカーの戦略
スリーカードポーカーは常に「アンティ」と「ペアプラス」にベットする
スリーカードポーカーの基本的な戦略としては、「アンティ」「ペアプラス」の両方にベットし続けることです。
なぜ両方にベットするべきかというと勝った時の配当を最大化するためです。
スリーカードポーカーは、運によるところが大きく、プレイヤーの腕がそこまで必要とされるゲームではありません。
そのため、いかに勝つかよりも、いかに一回の配当額を大きくするかが稼げるかの焦点になります。
スリーカードポーカーでは、基本的には「アンティ」と「ペアプラス」両方にベットし続けるべきです。
スリーカードポーカーはハイカードで勝ちを狙いにいく
スリーカードポーカーは、配られるカードが3枚であるため手札に役ができる確率が低くなります。
役ができない確率は、74%程度であるため、ハイカードでの勝負が多くなり、ハイカードでいかに勝ちを狙う(ベットする)かが鍵となります。
スリーカードポーカーはハイカードがQ以下の場合フォールド(降参)するべき
スリーカードポーカーでは、Q以下で勝負にいっても高い配当を得ることはできません。
ディーラーはハイカードがQ以下でかつ役がなかった場合降参を選択し、プレイヤーはアンティにベットした額の1倍が配当として戻ってくるだけです。
もし、あなたの手札のハイカードがQ以下で勝負しにいった場合、勝ってもアンティに賭けた金額の1倍が戻ってくる程度で、負ければ、アンティとベットした分が没収されます。
リスクに対してのリターンが小さすぎるため、ハイカードがQ以下の場合はフォールドするべきです。
流れが悪いときはゲームをやめる
スリーカードポーカーは、プレイヤーの腕にあまり影響されるところが少なく運要素が強いゲームです。
逆を言えば、初心者でも勝てるゲームと言えます。
しかし、運で勝ち負けが左右されるため、流れが悪いときはすぐにやめるのも一つの戦略です。
負けを取り戻そうとして、深追いしてしまう、、、
大損するときによくある光景で、何度も経験したことがあると思います。
スリーカードポーカーのように運に左右されるゲームこそ、早い見切りが必要です。
スリーカードポーカー以外のゲーム
カリビアンスタッドポーカー
ポーカー自体の経験が少ないのであれば、カリビアンスタッドポーカーがおすすめです。
基本的なルール自体は、スリーカードポーカーを似ています。
違うのは、配られるカードの枚数が5枚であること、ディーラーの手札が1枚だけオープンされていること。
手札のチェンジができない点や、ディーラーとの対戦形式であるとこは変わりません。
シンプルなルールでありながらも、ディーラー手札の読みが必要であるため、初心者でかつ考えてプレイした人向けのゲームです。
オアシスポーカー
オアシスポーカーもディーラーとの対戦形式で、上で紹介したカリビアンスタッドポーカーとルールは似ています。
1つだけ違うのは、手札の交換ができる点です。
手札を交換することができると言うことは、より強い役を作ることができ、もらえる配当も大きくなります。
また、手札を交換する際にチップが必要であるため、交換するべきか、そのまま勝負するべきかの駆け引きがオアシスポーカーの醍醐味でもあります。
お金に多少余裕があって、高額な配当を得る快感を味わいたいのであれば、オアシスポーカーがおすすめです。
カジノホールデムポーカー
カジノホールデムポーカーは、プレイヤーに配られる2枚のカードとテーブル上にある5枚のカード、計7枚のカードを使って手役の完成を目指すポーカーです。
配られたカードは交換できず、最初のカードで勝負をします。
勝負はディーラーとの1対1であり、ディーラーの2枚の手札を予想できるかがカジノホールデムポーカーの肝となります。
まとめ
スリーカードポーカーの攻略法はアンティとペアプラスの同額ベットです。
配当を見ればお分かりでしょう。
手役を完成させたときの爆発力は強力。
ワクワク感を楽しむために同額ベットを実行してください。
