ポンツーンパンデモニウムのルールと基本戦略
イギリス式ブラックジャックがポンツーン。
そこから派生したのがポンツーンパンデモニウムです。
パンデモニウムを直訳すれば伏魔殿や万魔殿となります。
なんだか恐ろしい名前ですね。
すべての悪魔がひそむ場所。
それがパンデモニウムとすれば、いったいどのようなカジノとなるのでしょうか?
さっそく解説をしましょう。

目次
ポンツーンパンデモニウムの概要について
基本的なルールはポンツーンと変わりません。使用するカードはジョーカーと10を除いた48枚。10を使用するポンツーンとのちがいを理解しましょう。
そして、一番大きなちがいとなるのがボーナススロットの存在です。パンデモニウムエリアにベットをしてポンツーン役(やく)を完成させた場合に、ボーナスとして専用スロットをまわせます。
これにより配当が大きく変動を遂げることに。メインベットエリアの横にパンデモニウムベットエリアが設定されており、こちらへベットしてポンツーンとなればディーラーの横に備えられているボーナススロットを回転できます。
通常の配当より大きな金額を獲得できるチャンスが生じますから、ギャンブラーはたまりません。
ポンツーンパンデモニウムの配当について
ポンツーン自体は一般的な配当です。
しかし、パンデモニウムベットにより驚きの配当チャンスがめぐってくるかも。
得られる配当は8種類。賭けた金額に対して2、3、5、10、20、25、50、100倍の配当が得られます。賭け金を足せば3、4、6、11、21、26、51、101倍が返ってくると考えてください。
もうお分かりでしょう?パンデモニウムベットにより、通常では考えられない金額をゲットできるかもしれません。夢がありますね。
ポンツーンパンデモニウムの注意点
ボーナススロットをまわすためにはポンツーン役の完成が必須条件です。ツキがないと感じるならば、パンデモニウムへベットしないほうが賢明。
また、10を使用しない点もお忘れなく。これがどのような意味を持つのかお分かりでしょうか?
そうです。ブラックジャックが完成しにくくなりますよね。
カジノ運営側からすれば、パンデモニウムベットの成立は損失の発生を意味するのです。そのため、すこしでも発生確率を下げる工夫なのでしょう。
それからポンツーンに共通する注意点を記載します。14以下は強制的にカードを引かされる点、およびディーラーと同点なら負けになる点に注意してください。
不利に感じるかもしれませんが、通常のブラックジャックより高配当となるため、ノーマルブラックジャックと比較してペイアウト(還元率)が大きく変わりません。それどころか、パンデモニウムベットに成功した場合には、ノーマルと比較してペイアウトを高められるのでは。ベットの種類や配当をしっかりと理解しましょう。
ポンツーンパンデモニウムの楽しみかた
ここで、実際にリアルカジノでポンツーンパンデモニウムを楽しんでいるシーンを紹介しますね。
場所はシンガポールのマリーナベイサンズ。カジノリゾートとしてあまりにも有名です。
こちらでポンツーンパンデモニウムを楽しむ男性の手記によれば、その日はポンツーン役(ブラックジャック役)が多く発生したとされます。
これはチャンスと感じて、パンデモニウムベットを続けたところ勘(かん)が見事に的中。1回目のボーナススロットは25倍でした。
5ドルを賭けていたところから、あっという間に125ドルをゲット!ポンツーン役で勝ちを収めるどころかパンデモニウムベットでも大勝ですからたまりません。
勝負の波に乗っていると感じたのでしょう。連続で10ドルをパンデモニウムベットに賭け続けました。
その結果、ほどなくしてポンツーン役を完成させています。ボーナススロットの結果は20倍。
10ドルのチップが200ドルへ。笑いがとまりませんね。
ポンツーンパンデモニウムは超攻撃型なカジノゲーム。強気にベットすれば、想像以上に大金が転がり込んできます。
とくにポンツーン役(ブラックジャック役)が多く発生しているならば、積極的なパンデモニウムベットが功を奏するでしょう。いっぽう、ツキがないと感じる場合には、ポンツーンパンデモニウム自体を避けたほうがよいかも。
10を抜いてあるだけに、ポンツーン役(ブラックジャック役)の完成が難しいのです。十分に理解しましょう。
ポンツーンパンデモニウムの攻略法
前の項目で触れましたが、攻略するためにはポンツーン役を完成させることが大切。それから、ブラックジャックに共通する攻略法となるのですが、ディーラーとの勝負を忘れてはなりません。
もちろん、ディーラーのオープンカードがありませんから、戦略を立てにくいですよね……。
ノーマルブラックジャックに活用できるベーシックストラテジーが役に立ってくれません。
そこで、活用してほしい攻略法がベッティングシステム。賭けかたを戦略的におこなうものです。
マーチンゲール法やパーレー法などを聞いたことはありませんか?思いつきで賭けずに、戦略に則る(のっとる)ようにしましょう。
最も古典的かつ有名な手法で、カジノ必勝法として永らく愛されてきた。倍賭け法とも言われる。
まず1単位賭け、負ければその倍の2単位、さらに負ければそのさらに倍の4単位、と賭けていき、一度でも勝てばただちに1単位に戻す、という手法である。試行回数に関係なく、勝った時には1単位を得ることになる。
(参照)ベッティングシステム
ただし、何度も申し上げますが、ポンツーンパンデモニウムは攻撃力の強いカードゲーム。勝ちの波に乗っていると感じるならば、攻撃型ベッティングシステムの活用が大切です。
しかも、勝負結果としてポンツーン役(ブラックジャック役)が多く発生していると感じるならば、パンデモニウムベット額を思いきって増額してください。
パンデモニウムなどのサイドベットはメインベットと比較して自由度が高いでしょう。当たった時の爆発力を信じるのです。
前述のマリーナベイサンズでポンツーンパンデモニウムをプレイしていた男性は、少ない軍資金ながら最終的に1700香港ドル(当時のレートで15万3000円程度)をゲットしました。
運がよかったのかもしれませんが、最初の段階で勝ちを収めたのが成功の秘訣。冷静かつ積極果敢にギャンブルを楽しんだ結果、大きな勝ちにつなげられたのです。
まとめ)ポンツーンパンデモニウムのルールと基本戦略
ポンツーンパンデモニウムは想像以上の爆発力を秘めています。
通常のブラックジャックに飽きたならば、試してみてはいかがでしょうか?
ただし、ポンツーンはオンラインカジノで楽しめますが、ポンツーンパンデモニウムをプレイできるオンラインカジノは見つかりません。
今後の展開を待ちたいところですね。
