過去作の人気から注目された吉宗3。パチスロ6号機の救世主的な存在として期待されています。
これまで同様のBIGボーナスを導入している他、ポイントを貯めてAT突入を狙うわかりやすいゲーム性を持っています。
この記事では、吉宗3について説明します。主に機種のスペックや期待値、やめどきなどを解説します。
パチスロ吉宗3の概要
まずは吉宗3のスペックを説明します。
タイプ | AT |
導入日 | 2020年10月5日 |
機械割 | 97.8%~112.1% |
メーカー | サボハニ |
天井 | あり |
50枚あたりのゲーム数 | 約50G |
吉宗3は高ベース機として開発された機種で、AT中に高純増を叩き出すシステムが利用されています。
パチスロ6号機の定番とされている方法で登場した吉宗3ですが、やや初当たりが重い傾向があるなど、パチスロ6号機の難しい部分も見えるスペックとなります。
吉宗3はAT機
吉宗3はパチスロ6号機で復活したATが採用されています。
初代吉宗はST機として登場していましたが、現代ではST機では登場できないことから採用されている方法が変更されました。
なお、吉宗シリーズは毎回システムが変わっているという珍しいタイプとなります。新吉宗はRTを採用するなど、基準に合わせて出玉を出すようなシステムを利用しています。
期待枚数711枚のBIGが魅力
初代から変わらない点として、BIGボーナスで獲得できる出玉が711枚となります。今作の吉宗3でも最大出玉としてBIGボーナスは711枚が獲得できるように作られています。
1回のボーナスが終了すると、最大で700枚以上を獲得できるのは大きなポイントとなります。BIGを繰り返せば大量出玉の獲得が可能です。
(参照)吉宗の特徴1
目押し技術は必要なし
AT機を採用している吉宗3ですが、基本的に目押し技術がなくてもAT中は的中させられるため、目押し技術はさほど必要ありません。
ある程度目押しできるようになれば的中させやすくなりますが、AT中にさほど効果が得られるわけでもなく、目押しを考えなくてもしっかり出玉獲得は期待できます。
パチスロ吉宗3のゲームフロー
吉宗3は通常時にポイントを貯める、または一定のゲーム数に到達すると高確率ゾーンへ移行します。
高確率ゾーンでボーナスを引けばAT突入となります。ボーナスはREGとBIGが用意されており、BIGの場合は大量獲得が狙えます。
REGの場合はすぐに高確率ゾーンへ戻ってしまうため、BIG昇格が狙えないと大量獲得が目指せない可能性もあります。
【参照元】吉宗公式HP ゲームフロー
吉宗3は通常時に3つのモードが存在する
吉宗3は通常時に3つのモードを準備しています。
- 通常モードA
- 通常モードB
- 通常モードC
基本的には通常モードAでスタートし、何らかの形で移行していくケースがあります。
通常モードCは天国モードに近い挙動となっており、比較的早い段階でボーナス当選が期待できます。なお、通常モードAは低設定でよく発生する地獄モードです。
ポイントを貯めて高確率ゾーンへ移行
基本的なゲーム性としては、ポイントを貯めて高確率ゾーンへ移行する形となります。
ゲームで遊んで小役を揃えるとポイントが得られるようになり、このポイントを1,000ポイントに到達させると高確率ゾーンへ移動できます。
なお、通常時にポイントを大量獲得できる千両回胴というゾーンがあります。このゾーンを有効に使うとポイントをすぐに貯められます。
高確率ゾーンでボーナス当選すればATへ
高確率ゾーンへ突入した場合は、ボーナス当選を狙っていくためにスロットを回します。
ここではボーナス当選を演出で確認できるようにしており、期待値の高い演出が出ると当選しやすくなります。
高確率ゾーンでボーナス絵柄を揃えることでAT突入が確定します。ボーナスについても抽選され、REGとBIGのどちらかに割り振られます。
REGの場合はベルナビ7回後に高確率ゾーンへ戻る
REGで当選した場合、ベルナビが7回発生します。このベルナビによって多少の出玉獲得画で期待できるものの、7回のナビが終わるとすぐにREGは終わってしまいます。
REG終了後、基本的には高確率ゾーンへ戻る形となり、再びボーナス当選を目指してスロットを回し続ける形となります。
REG中にBIG昇格の可能性あり
REG中に一定の確率でBIG昇格があります。運が良ければREGだけでBIGに昇格し、大量出玉の獲得が可能となります。
ただ、確率としてはあまり高くないため、REGに突入した場合は昇格したらラッキー程度に考えて消化していくといいでしょう。
BIGの場合は特化ゾーン3つ獲得
BIGに突入すると、大量獲得が可能となる特化ゾーンが3つ獲得できます。特化ゾーンは以下の3つから選ばれます。
- 一撃
- 連撃
- 将軍
(参照)吉宗公式HP
一撃は継続すれば獲得枚数が増えるもので、連撃はライフが0になるまで上乗せする形となります。
最も強い将軍は15Gの上乗せに加えて、ラストの演出次第で711枚獲得が可能となります。
純増4.0枚のATは最大711枚獲得
BIG中は演出によって出玉が変わるものの、基本的な純増は4.0枚となります。
高ベース機として開発された機種としては、あまり純増が高くありませんが、それでも大量獲得の可能性があります。
どの特化ゾーンに突入しても、最大の獲得枚数は711枚です。すべてのモードでチャンスがあるため、特化ゾーンが弱くても大量獲得のチャンスはあります。
吉宗3は差枚数管理型ATを採用
吉宗3は差枚数管理を採用したATとなります。
差枚数管理というのは、液晶に表示されている残り枚数がそのまま獲得できるようになったATです。
獲得できる枚数がわかりやすいメリットはあるものの、枚数が少ないとゲーム数の継続はあまり期待できないというデメリットがあります。
パチスロ吉宗3の天井は3種類
吉宗3には天井が3種類用意されています。天井はモードによって変化しますが、通常モードCは天井が変動している可能性があります。
通常モードCは400G以内で当選する形が多くなっています。
その他の天井はゲーム数が固定されているため、ある程度把握できるでしょう。
通常モードAの天井は799G
地獄モードとされる通常モードAは799Gが天井となります。天井の数字としては非常に高いため、この数字を狙って回し続けるのは難しいでしょう。
天井狙いの場合、通常モードBと見分けるのは難しい傾向があります。663Gを超えても天井に到達していないのであれば、遊んでいる吉宗3はモードAと判断していいでしょう。
通常モードBの天井は663G
通常モードAよりも遊びやすい設定となる通常モードBは、天井が663Gに設定されています。
天井の数字は緩和されたものの、まだ必要とされるゲーム数が多くなっており、こちらも遊び続けて狙うというのはかなり難しいでしょう。
ただ、モードAに比べると小役などを拾いやすく、割と粘れる場合があります。
天国モードは天井が193Gと軽い
通常モードCよりもいい状態である天国モードは、天井が193Gに設定されています。この数字であれば簡単に天井に到達し、ボーナス当選が期待できるでしょう。
天国モードにいると判断できる場合は、積極的に回して天井に到達させ、ボーナス当選の恩恵を受けたほうが勝ちやすくなります。
パチスロ吉宗3の期待値
吉宗3はBIG当選が期待値に大きく影響する機種となります。BIGに当選しないでREGを繰り返しているようであれば、かなり期待値が低い状態となります。
一方でBIGを引ければある程度まとまった出玉獲得が可能となります。
後は滞在しているモードによって変わります。通常モードAに居続けるようであれば、期待値は低くなってしまいます。
BIG獲得が何よりも重要に
吉宗3の出玉獲得にはBIGがかなり重要となります。BIGの出玉はREGよりも遥かに高くなっており、まとまった数字を取りやすいのです。
また、REGがすぐに終わる設定のため、どうしても大量獲得が狙えない問題があります。BIGを引けるまで頑張って粘るという方法も重要になります。
REGだけでは期待値が低い
REGは7回のベルナビが終わればすぐに高確率ゾーンへ戻ってしまいます。
BIG昇格の可能性がないわけではありませんが、確率としてはあまり高くないため期待値は低いのです。
REGを引いた場合は高確率ゾーンへ戻り、早めにボーナスを引き直して出玉獲得を狙う必要があるでしょう。
BIGの出玉は400枚~500枚が中心
BIGの獲得出玉は最大711枚となりますが、実際には400枚から500枚程度に終わる傾向もあります。
特化ゾーンによってある程度出玉性能は変わりますが、将軍を引けないと711枚を得るのは難しくなります。
運が悪いとBIGでもあまり多くの出玉が得られないケースもあるので注意してください。
高設定台を見抜けるかどうかで期待値は変わる
高設定台は天国モードへ移行しやすいメリットを持っています。設定6であれば25%で天国モードへ移行できるため、比較的勝ちやすい状態が作りやすいでしょう。
一方で低設定は通常モードAが大半を占めるため、なかなかモード移行に期待できないといった問題があります。
天国モードへ移行すれば期待値大
天国モードへ移行できれば、天井が大幅に低くなる他、ボーナス当選を起こしやすくなります。
ボーナスはREGとBIGの抽選が最終的に行われるため、運が良ければ簡単にBIGを獲得して大量出玉に期待できます。
天国モードを素早く見つけられればかなり期待できるでしょう。
パチスロ吉宗3の打ち方
ここからは吉宗3の基本的な打ち方を解説します。なるべく設定とモード状態を確認しながら打つように心がけてください。
ポイントを獲得して高確率ゾーンへ進もう
最初はどの設定やモードであっても、高確率ゾーンへ移行できる状態に持っていきましょう。
ポイントを大量に獲得して、高確率ゾーンへ移行してからボーナスを当選させていくという形ですので、ポイントを多く獲得できるように小役を揃えていきます。
ここでモードなどの状況を見ておくと勝ちやすくなります。
高確率ゾーンでBIGが揃うことに期待
高確率ゾーンへ移動した後は、BIGが揃うことに期待しながら打ち続けます。また、天井の恩恵が得られる可能性もあるため、天井に近い台を狙って打つのもいい方法でしょう。
BIGが揃わなかった場合、REGが終わったらすぐに高確率ゾーンへ戻ります。再びボーナスを引けることを願いながら打ち続けましょう。
BIG突入後は特化ゾーンで出玉を増やす
BIG突入後はATとなりますので、指示されているとおりにボタンを押してください。
ボタンの押し方を間違えるとペナルティとなり、出玉が取れなくなってしまいます。
ATの順番をしっかり確認し、指定されたボタンを押しながらゲームを消化してください。
BIG終了までの時間は差枚数管理によってある程度わかります。
BIG終了後の引き戻しで連チャンを狙おう
BIG終了後は引き戻しを狙います。BIGの後に高確率ゾーンへ戻りますが、この後で引き直せば再びREGやBIGに突入できます。
これを繰り返して吉宗3は出玉を大量に得ていくゲーム性となります。REGだった場合でも諦めずに続ければ大量獲得のチャンスはあります。
モードや設定の状況を見て最終的な判断を
どうしてもモードが弱い、設定が低いと判断される兆候が見られるようなら、早々に台を移動したほうがいいでしょう。通常モードAでは勝てない可能性が高くなります。
また、低設定では初当たり確率が低い問題を抱えているため、当たらないようなら早々に移動したほうがチャンスはあります。
パチスロ吉宗3のやめどき
吉宗3をやめる際は、以下の状況を参考にするといいでしょう。
2,400枚獲得でやめる
2,400枚規制はパチスロ6号機全てに導入されているルールです。吉宗3でも同様に導入されており、2,400枚を獲得した時点でATが終了します。
このタイミングでしばらく出なくなる可能性があるため、2,400枚の獲得ができれば早々にやめたほうがいいでしょう。
設定確認ができた時点でやめる
設定が確認できて、明らかに低設定とわかった場合はやめたほうがいいでしょう。
理由としては、天国モードへ移行しづらいこと、そしてボーナス当選に時間がかかるためです。
より早くボーナス当選を狙うためには、高設定であることを確認する必要があります。低設定なら他の台を狙いましょう。
BIG終了後に引き戻せない場合もやめ時
BIG終了後、なかなか引き戻しが出来ないようならやめたほうがいいでしょう。このまま続けてもメダルが減るだけになってしまい、獲得した利益が失われてしまいます。
また、BIG後にREGしか引けないようならやめたほうが安心です。REGからBIG昇格も期待できないなら他の台を探して勝負したほうが勝ちやすくなります。
まとめ
吉宗3は吉宗の新しい機種として導入され、期待されている機種でもあります。5号機が完全撤去となれば、更に需要は高まる可能性があります。
BIGにさえ入れば大量獲得できる機種でもありますので、ボーナスの当選次第では勝てる可能性が高くなるでしょう。