パチンコの先読み演出とは?先読み演出が面白い台も紹介

パチンコの先読み演出とは?先読み演出が面白い台も紹介

先読み演出とは、数あるパチンコの演出の中の一つで、入賞済みの保留に対して消化する当該ゲーム数までの間に主に大当りの期待感を煽る目的として発生する演出です。

先読み演出には様々な種類があり、主に以下の3種類が主流と言えます。

以下では、それぞれの先読み演出について解説します。

パチンコの先読み演出とは?

保留変化

パチンコの先読み演出として、最も馴染みがあり、ほとんどの機種で採用されているのは「保留変化」です。

「保留変化」とは、保留の色や形が変わり、期待度を示唆する予告演出となります♪
(参照)SANKYO 「保留変化」とは何ですか? 初心者のイロハ

パチンコの機種によって保留変化の内容は様々ですが、多くは色の違いによって該当する保留の大当りの期待度をしてしており、青、緑、赤、金、虹の順に信頼度が高くなるのが一般的です。

注意したい点は、保留変化はあくまで消化する前の段階までに変化していた場合のみ先読み演出として扱われる点で、消化が始まって演出の途中で保留変化が起こった場合は、先読みとして扱われません。

ゾーン

メジャーな先読み演出のひとつとして「ゾーン」という演出があり、大当りの期待度は機種ごとによって大きく異なりますが、熱い部類に属することが多いです。

ゾーンと言えば、人気の高さからシンフォギアシリーズの「絶唱ゾーン」が真っ先に思い浮かぶパチンコファンも多いのではないでしょうか?

ゾーンについても、基本的に先読み演出として発生しますが、中には演出の途中で突入して信頼度を底上げする機種もあります。

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入賞時フラッシュ

入賞時フラッシュとは、ヘソや電チューに玉が入賞した時に特殊な入賞音と共に台枠や液晶が該当する保留が消化されるまでの間、点滅し続ける先読み演出です。

入賞時フラッシュは機種ごとに大きく演出が異なり、弱パターンは白フラッシュ、チャンスパターンは赤フラッシュとなる場合が多いです。

どの先読み演出にも言えますが、保留変化など他の演出と複合するとさらにチャンスになります。

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パチンコの先読み演出の歴史

先読み演出は、パチンコが登場した初期にはまだ搭載されておらず、1990年後半ごろ初登場したとされています。

今でこそ先読み演出は、パチンコを構成する重要な要素のひとつになっており、搭載していない台の方が珍しいほどです。

この項目では、初めて先読み演出を搭載した機種は何かについてや、先読みに関する規則について触れていきます。

パチンコで初めて先読み演出を搭載した機種

初めて先読み演出を搭載した機種に関しては諸説あり、確実な情報は出回っていませんが、諸説まとめてみると以下の機種がそれぞれの先読み演出の元祖であることが分かりました。

保留変化予告の先駆けの機種

パチンコCR炎のジャンジャン飯店プレイ画像

「CR炎のジャンジャン飯店」は2003年に豊丸産業からリリースされた機種で、点滅保留や流星保留を搭載し、保留変化の先駆けと言われています。

また、ほぼ同時期にダイイチから「CR忍者ハットリくん」がリリースされており、こちらも金手裏剣やシシマル保留を搭載しているため、同じく保留変化の先駆けとして認識されている模様です。

2003年9月 CR忍者ハットリくん
(参照)Daiichi パチンコ

保留内先読み演出の先駆けの機種

パチンコ勝負伝説プレイ画像

保留変化など演出の種類を問わず、先読み演出全体の元祖は1999年に豊丸産業よりリリースされた「勝負伝説」です。

勝負伝説の先読み演出の内容は、液晶背景に青い花が咲くと、保留内のいずれかに激熱のリーチがかかる仕様でした。

当時の先読み演出は、今のように保留内の期待度を示唆するだけでなく、内容まで書き換えていたため、2004年に規則改正で禁止になり、2008年に解釈基準緩和されて馴染みのある現在の先読みの仕様になり復活しました。

先読み演出が面白いパチンコ台を紹介

現在ではほとんどのパチンコ台に保留変化や入賞時フラッシュといった先読み演出が搭載されており、演出内容もメーカーによって様々です。

ここでは、先読み演出が面白いおすすめのパチンコ台を紹介しますので、ぜひ参考にして見て下さい。

P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.(大都技研)

パチンコP Reゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.プレイ画像1

「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」は強烈な出玉性能で2022年のパチンコ業界に大きな影響を与えたモンスタータイトルです。

小当りRUSHを搭載した前作は話題にならずひっそりと消えていきましたが、本機は「3,000発獲得可能な大当りを搭載」「豊富なカスタマイズ」などを理由に一転して、ホールの主力機種に昇り詰めました。

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中毒性の高い先バレモード

「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」は様々な演出カスタムを行えますが、中でも「先バレモード」が非常に人気があり、本機が人気の理由のひとつでもあります。

先バレモード中は、入賞時の約1/140で筐体中央の宝玉ランプが、強烈なSEと共に赤色に発光し、大当りの期待感を煽ります(信頼度約40%)。

他機種では、先読み関係のカスタムを行うと、ほぼ完全告知(信頼度95%程度)になる場合があり非常に退屈になる傾向が見られますが、本機の先バレ演出はほど良い確率で発生し、大当りの期待度もちょうど良いため、絶妙なバランスを保っています。

先読み関係のカスタムが充実

パチンコP Reゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.プレイ画像2

「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」は、先バレカスタム以外にも「メリハリモード」や「先読み高期待度モード」があります。

どちらもノーマルモードの時点でそこそこの期待度のある演出が発生したり、何かしらの先読み演出が発生した時点で大チャンスとなるモードで、低期待度のガセ演出にイライラすることがありません。

また、本機は白鯨攻略戦経由での大当りがST突入濃厚(3,000発の出玉獲得)となるため、白鯨襲来の先読みが発生した時は、本機のひりつくポイントのひとつと言えるでしょう。

Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱(SANKYO)

「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」は先読み演出の限らず、ファンも納得の演出群とスペックで高い人気を誇っているシンフォギアシリーズの第3弾です。

パチンコシンフォギアシリーズと言えば、手紙というくらい定番の演出として採用され続けており、本機においても変わらず重要な演出のひとつとして継承されています。

今作から演出カスタマイズが追加!

パチンコPフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱プレイ画像1

これまでシンフォギアシリーズは演出カスタマイズは非搭載でしたが、今作から新たに「先読み熱モード」を始めとした演出カスタムが搭載されました。

シンフォギアシリーズはライトミドルスペックが主流で、演出も比較的バランスが取れていますが、演出カスタムを行うことで、さらに快適に遊技することが可能になりました。

元々、レバブル=シンフォギアというくらい、SANKYOのレバブルを有名にした機種(レバブル自体はもっと前の機種から存在)で、信頼度の高い待ち演出のひとつです。

本機においてはレバブルアップを適用することで鉄板クラスの信頼度に上昇します。

シンフォギアらしさが無くなるという側面も

パチンコPフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱プレイ画像2

演出カスタムを行うことで、期待度の低い演出や先読みを排除できるため、無駄に煽られることなく遊技することが可能になる一方で、シンフォギアシリーズの人気演出のひとつである「手紙保留」の発生頻度がかなり下がります。

シンフォギアシリーズの手紙保留は、特徴的な入賞音と共に発生し、該当保留消化時に中から信頼度が大きく異なる文字が出現する演出で、直前まで中身を知ることができずドキドキできる演出でした。

しかし、先読み熱などの演出カスタムを行うと、保留変化=激熱となるため、手紙保留の出現率が大きく下がり、これまでのような適度にくる手紙保留で一喜一憂する楽しみ方ができなくなります。

ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE(京楽)

パチンコぱちんこ GANTZ3 LAST BATTL

「ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE」は歴代最高レベルの小当りRUSHを搭載した非常に尖ったスペックを持つ爆裂機で、京楽の台らしく先読みカスタムが秀逸な一台に仕上がっています。

京楽と言えば「Pフラッシュ」や「エアバイブ」を連想する人も多いと思いますが、本機ではカスタマイズによって発生頻度を高めることができ、それぞれの演出が好きな人にはたまらないでしょう。

ゲーム性にメリハリを持たせる各種カスタム

「ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE」には「信頼度アップカスタマイズ」と「ゲーム性カスタマイズ」の2種類が搭載されており、それぞれ独立して設定する事が可能です。

先読み演出カスタムとしておすすめなのは「先読み変化モード」で、何かしらの先読み演出が発生した時点で大当りに大いに期待が持てます。

しかし、先読み演出が発生しても鉄板クラスではないため過度な期待は禁物ですが、退屈しすぎない程度に発生するため、バランスが取れていると言えます。

一発告知と組み合わせた時の脳汁が最高!

パチンコぱちんこ GANTZ3 LAST BATTLEプレイ画像2

「ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE」は信頼度アップカスタムの他に、「ゲーム性カスタマイズ」が行え、基本的に一発告知の種類を選択すると考えて良いでしょう。

信頼度アップカスタムによる、各種先読み演出の強化に加えてゲーム性カスタマイズを行えば、大当りかつRUSHを取っている場合、高確率で選択したゲーム性(エアバイブなど)に当てはまる演出が発生します。

つまり、先読みが発生した時点でまず大当りに期待が持てて、当該保留消化中に一発告知の発生を今か今かと待つ、ドキドキのゲーム性が堪能できます。

保留消化灼熱モードがなくなったのが残念

京楽系の機種の多くは「色保留変化灼熱モード」という、言葉通り保留変化(先読みじゃなくてもOK)が発生するとほぼ大当り濃厚になるカスタマイズを搭載していました。

残念ながら本機には搭載されておらず、保留変化チャンスモードになっており、普段より保留変化の信頼度は上がるものの、激熱止まりなのでそこそこ外れます。

信頼度が底上げされている状態でハズレてしまうのは、結構なストレスになるため、色保留変化灼熱モードの廃止を嘆くユーザーは多いです。

ぱちんこ ウルトラマンティガ(オッケー)

ぱちんこ ウルトラマンティガプレイ画

オッケーからリリースされた「ぱちんこ ウルトラマンティガ」は、京楽系列ということもあり、先読み演出の強化を含む各種演出カスタマイズが非常に豊富な機種です。

また、演出面でも非常に豊富な先読み演出があり、メリハリの利いたゲーム性でウルトラマンファンのみならず、楽しめる一台に仕上がっています。

ボタンブルブルモードと入賞時フラッシュ信頼度アップモードがおすすめ

「ぱちんこ ウルトラマンティガ」は、他の京楽系列の機種と同じく詳細な「ゲーム性カスタマイズ」が行えます。

中でも、「ボタンブルブルモード」と「入賞時フラッシュ信頼度アップモード」の2つがおすすめで、特にボタブルはカスタムなしでも約78%の信頼度を誇るため、大当り察知の手段として非常に有効です。

入賞時フラッシュに関しては、演出カスタムを行っていない状態で発生する白フラッシュは大当りの信頼度が低いため、頻発によるストレス軽減のためにカスタムすべきでしょう。

先読みチャンスとボタブルの併用ができない

先に紹介したGANTZ3同様に、本機では先読みと他の演出カスタムの併用ができません。

仮に併用できる仕様だったとすると、ほぼ完全告知レベルで静かな台になると想像でき、人によっては退屈過ぎてつまらないと感じてしまうと思われるので、ちょうど良い仕様ではないでしょうか。

完全告知に近い演出が好みな人は、ボタンブルブルモードに設定してボタンが震えるのをひたすら待ちましょう。

Pストライクウィッチーズ2(SANYO)

パチンコPストライクウィッチーズ2プレイ画像

「Pストライクウィッチーズ2」は突破型の1種2種混合機で、同社のいわゆる「源さんスペック」でありながら、独自のゲーム性で根強いファンを獲得した機種です。

初回大当り時には直行の振り分けもありますが、基本的に時短1回転+残保留4回転で引き戻しを狙う時短突破型となっています。

演出カスタムは「ノーマルモード」「先読みチャンスモード」「予告チャンスモード」の3種類を備え、好みに応じた遊技が可能になっています。

オリジナリティあふれる予告チャンスモード

本機に搭載されている予告チャンスモードは、保留変化などの先読み演出も含めた一定以上の信頼度を持っている演出が発生した場合、約50%で大当りに結びつくモードです。

特定の演出のみ信頼度がアップするわけではないため、何かしら動きがあるだけで大当りに期待できるため、毎ゲーム油断できません。

例えば、演出の途中で赤カットインが入るだけでもかなり熱くなるため、尻上がりの展開で当ったりするなど、とにかくおすすめのモードとなっています。

RUSH中も先読み演出が熱い

RUSH中は裏ボタンを使うことで、告知バランスの異なる3種類のモードが選択可能です。

RUSH中の大当りの最終ラウンドからRUSHが始まる前までにボタンを押し、「青」「緑」「黄」のボタンの発光色でモードを判別、切り替えを行えます。

RUSH中は基本的に何かしらの先読み演出が発生しただけで、かなり熱く、点滅保留だけでも大いに期待が持てるバランスになっており、赤保留以上に変化で大当り濃厚になります。

超上級者向けの未来予知タイプ告知

RUSH中の残保留消化時の演出に「エイラ」を選択すると、保留内に大当りがあるかどうかが視覚的に確認できるようになっています。

「V」の数だけ大当りが潜んでいることが分かるので、この演出は数ある先読み演出の中でも、究極の先読みと言っても過言ではないでしょう。

また、Vが表示されていなくてもまれに復活演出が発生することがあるため、完全に諦めなくても良い点が素晴らしいです。

パチンコの先読み演出についてまとめ

この記事では、パチンコの先読み演出とは何かの他、演出の種類や面白いパチンコ台について解説しました。

パチンコの先読み演出は、単調になりがちなパチンコにメリハリを付ける今となってはなくてはならない要素のひとつです。

各メーカーも打ち手を飽きさせないように、創意工夫を凝らした先読み演出を次々に搭載してきているので、本記事を参考にまだ打ったことがない面白い先読み演出を搭載した機種にぜひ触れてみて下さい。

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