パチンコ規制一覧!発表された規制について

パチンコ規制一覧!2022年に発表された規制について解説

パチンコ台は「日本遊技機工業組合(略称:日工組)」が定めている規則や規制の範囲の中で作られています。

パチンコの規則や規制は、主に射幸性の抑制やのめり込みの防止の名目で強化されたり、時代の流れにより緩和されます。

当記事では、2022年にあったパチンコの規制についてご紹介します。

パチンコの規制の最新情報は?

2022年にはスマートパチンコ(スマパチ)に関する規制の他、従来のP機においても様々な規制や緩和、解釈基準の変更が行われました。

6号機に入ってから長い間低迷が続いているパチスロと比べて、パチンコは魅力的な機種が増えてきて復活の兆しを見せていますが、今回の規制や緩和はパチンコ業界にとってさらに明るい話題に繋がりそうです。

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コンプリート機能を搭載

パチンコPF機動戦士ガンダムUC<ユニコーン>プレイ画像

これまでパチンコ台にはホール側がルールとして打ち止めとすることはありましたが、機械そのものに打ち止め機能はありませんでした。

しかし2022年の規制により、今後リリース予定の「スマートパチンコ(スマパチ)」には、著しい出玉の獲得を防ぐ目的でコンプリート機能(打ち止め機能)が搭載されます。

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既定獲得出玉上限は9万5千個

コンプリート機能による出玉の打ち止めは、MY(最大獲得出玉)が9万5千個に到達した時点で発動します。

気をつけてもらいたいのは、最大獲得出玉なので、仮にすでに9万5千個以上打ち込まれていた場合、どんなに奇跡が起きたとしてもその台はプラスにはならないということです。

もちろん、終日同じ人が打ち続けていたのではなく、途中から別の人が打ち出して連チャンする分には個人収支はプラスになり得ます。

打ち止め間近になると液晶で告知

コンプリート機能が発動間近になると、液晶上で最大獲得出玉上限であることが表示されるので、いきなり打ち止めされるような事態にはなりません。

また、データランプからおおよその出玉推移が確認できるため、打ち止め上限に近づいている機種を避ける立ち回りも可能です。

「データランプ」では『その日の大当り回数』、『過去の大当り回数』、『現在の回転数』、『総回転数』などその台の情報が分かるんですよ!
(参照)SANKYO 「データランプ」とは何ですか? 初心者のイロハ

特に、爆発力のある台ですでに5万、6万発吐き出しているような台は万が一のことを考えると避けた方が良いケースもあるでしょう。

大当り確率の下限の引き下げ

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「スマートパチンコ(スマパチ)」は、コンプリート機能以外にも現行のP機とは違った変更があります。

パチンコ台にはそれぞれ大当り確率が設定されており、P機の大当りの下限は「1/320」でした。

一方でスマパチの大当り下限は「1/350」に変更され、CR機時代のハイミドルと同じくらいの確率になりました。

関連スマートパチンコとは?スマパチの仕組みについて解説

大当り確率が下がったことにより出玉性能を上げられる

大当り確率の下限が「1/350」になったからといって、単純に当りにくくなっただけではありません。

通常時の大当り確率が下がった分、確変突入率や継続率、出玉の振り分けを優遇したり、スペックアップが行え、バリエーションに富んだ遊技機の開発が登場することが予想されます。

現時点でも当時のMAX機以上の出玉性能を持つ機種が多く登場しているため、さらに高い破壊力を持った機種が出てくると思うと期待せざるを得ません。

MAX機時代の1,000ハマり上等の再来も?

大当り確率の下限が1/400~1/500の時代は当然ながら、現在より1,000ハマりを超える台をちらほら見かけました。

大当り確率の下限が上がることでスペックも上がり、上手く波に乗れた時は気持ち良く勝てそうですが、昔を思い出すようなハマりも少なからず経験しそうです。

また、遊タイム搭載機種も徐々に減っていることから、今後は遊タイムなしの1/350の機種を打つ場合、ある程度の覚悟を持って望む必要があるでしょう。

遊タイム発動条件(天井)の緩和

パチンコPとある科学の超電磁砲プレイ画像

遊タイム発動条件の規制緩和については、スマパチだけではなく現行のP機も対象になっています。

具体的な変更内容として、これまでは遊タイム発動条件は大当り確率(通常時)の2.5倍〜3.0倍の範囲と定められていましたが、今回の規制緩和によって大当り確率の1.5倍〜3.0倍に変更されました。

遊タイムの発動条件は内規で定められていて、2022年4月より「大当り確率分母の1.5倍~3倍未満の回転数消化」と定められました。
(参照)SANKYO 「スマートパチンコ」「スマパチ」とは何ですか? 初心者のイロハ

例えば、通常時の大当り確率が1/99の甘デジの場合の遊タイムは250〜300回転の間に設定しなくてはならなかったところ、150〜300回転で発動するようになりました。

遊タイム天井が低いと出玉性能も下がる

遊タイム天井が緩和された点については、ユーザーサイドとしては大変喜ばしいことでしょう。

しかし、当然ながら遊タイム天井が低いことによる弊害もあり、遊タイムに到達しやすくなった反面、大当りの出玉が少ないなど、一撃性が犠牲になっています。

ただし、深いハマりに見舞われることがない分、安心して遊ぶことができるメリットがあります。

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特殊スペックに期待

これまでも遊タイム経由前提のようなスペックのパチンコ台がいくつか登場していますが、今回の遊タイム天井規制緩和によって、さらに遊タイム天井到達がスタートラインの台が増える可能性があります。

前項の大当り確率の下限の変更もそうですが、パチンコ台の根本的なスペックの規制や緩和によって多彩なゲーム性の機種がリリースされることは、パチンコ業界的にはプラスであると考えます。

c時短による新たなゲーム性

パチンコP真・花の慶次3プレイ画像

スマパチにはc時短によってこれまでのパチンコ台にはないゲーム性が実現できるようになる模様です。

c時短に関しては、P機の時点でも多くの機種に導入されており、多くは通常時や確変中のおまけの立ち位置になっているため、今後どのように活かされていくか注目したいところです。

普通に遊戯する上ではそこまで大きな影響はない

パチンコP真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲プレイ画像

ここまでで紹介した規制や緩和に関しては、普通に遊戯する分にはそこまで大きな影響はないと思われます。

例えば、ユーザー側からしてみれば打ち止め機能はない方がいいに決まっている機能ですが、9万5千発はおろか、5万発を吐き出すこともかなり稀な出来事であると言えるからです。

大当り下限や遊タイムについても、全ての機種が1/350になったり、遊タイム天井が低い代わりに出玉性能が低くなるわけではないため、打ち手が最適と思える台を選べばいいだけだからです。

パチンコ65%規制はいつから?その他の規制について

2022年においては、主にスマパチの導入に際して大きな規制および緩和が発表され、大きな話題になりました。

冒頭でも述べたように、パチンコ業界は規制と緩和を繰り返し、現在に至ります。

この項目では、2022年以前の数年間で、業界に大きな影響を与えたパチンコの規制や緩和について解説します。

確変継続率65%規制

2016年5月よりパチンコの確変継続率は65%を下回らければならないという内規が3年ほど続き、これまでのMAX機などの射幸性の高さから一転して、いわゆる「パチンコ暗黒期」と呼ばれていました。

この規制の名目としては「射幸性を抑えることで新たなパチンコファンを獲得する」ことでしたが、2019年2月に撤廃されたことを考えると、思惑通りにはいかなかったことが容易に想像できます。

ただし、当時は継続率が低めな反面、16R2,400発が獲得可能な機種が多かったため、少ない連チャン数でもまとまった出玉が得られた点は評価できます。

65%規制の中から名機が生まれた

パチンコシンフォギア3黄金絶唱プレイ画像

確変継続率は65%と制限されていましたが、時短によるトータル継続率については規制はありませんでした。

65%規制の中で、メーカーもなんとか高継続率を実現しようとして誕生したのがいわゆる「シンフォギアスペック」です。

1種2種混合機の右打ちは確変ではなく時短のため、一般的な確変ループ機でいう時短中と同じ扱いなので65%を超えた引き戻し確率80%オーバーを実現しました。

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似たようなスペックが乱立した

65%規制の中で80%以上の高継続率による出玉感や、独自のスペックで人気を博した「シンフォギア」シリーズの大ヒットを受けて、各メーカーが類似スペックの機種をこぞって発表しました。

結局のところ、元祖であるシンフォギアを超えた機種が現れることはなく、一時期「またシンフォギアスペックか」と飽き飽きしてしまったユーザーも少なくありませんでした。

10ラウンド1,500発規制

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2018年2月より、これまでの1回の大当りで獲得できる出玉の最大値が16R2,400発から10R1,500発と大幅に抑制されました。

大当り1回あたり900個も出玉に差が出るため、連チャンを重ねれば重ねるほどこれまでとの出玉感の違いに多くのパチンコユーザーは落胆したことでしょう。

小当りRUSH獲得出玉は対象外

1回の大当りによる獲得出玉の上限は1,500発ですが、小当りRUSHを挟むことで疑似的に1,500個以上の出玉を実現している機種が登場しました。

小当りRUSHの性能自体も、現在では緩和されており、高い連チャン性能より1回の大当りの出玉を重視するユーザーに好まれています。

複数の大当りを1回に見せることでかつての出玉を再現

パチンコ新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~プレイ画像

1回の大当りでの獲得出玉は10R1,500発が上限ですが、1回大当りに当選すると短いスパンで次回大当りが確定する振り分けを持つ機種が多く登場しています。

例えば、1回の大当りが10R1,000発の機種があったとして、振り分けの一部に10R大当りがほぼ1G連もしくは数回転で当る時短を搭載し、2,000発以上の大当りに見せたりしています。

ただし、中には普通の保留連を2,000発、3,000発の大当りとして見せている場合もあるので、今回のケースとは別と考えて下さい。

2,000発解禁はうやむやに?

一時期10R1,500発の規制が緩和されて2,000発以上の大当りが解禁されるという噂が流れましたが、2022年10月の時点ではそういった情報はありません。

しかし、前項で述べたように現時点で、すでに疑似的な3,000発、果てには4,500発の大当りを搭載した機種が続々と発表されているため、出玉面の緩和は当面ないと予想されます。

小当りラッシュによる獲得出玉の緩和

パチンコPFからくりサーカスプレイ画像

2020年11月に確変や時短に突入した際の「モードTY(平均払い出し)」の上限が緩和されました。

これまでは確変ループ、ST機共にモードTYの上限は7,900個でしたが9,000個へ、小当りRUSH搭載機は7,900個から11,000個と大幅に緩和されています。

いまいちヒット作がなかった小当りRUSH機

パチンコGANTZ極プレイ画像

小当りRUSH機の元祖と言えば真っ先に思い浮かぶのは「GANTZ」シリーズでしょう。

小当りRUSH搭載機は数多く登場してきましたが、市場の反応はいまいちなものばかりで、GANTZシリーズも2作目は初代ほどヒットしませんでした。

しかし、3作目以降、小当りRUSH突入時点の獲得出玉期待値1万発のラッシュを備えてた「GANTZ極」や3作目は爆発力の高さから支持するファンも多く、今後は小当りRUSH機にも期待が持てるでしょう。

パチンコの終わり方は?

今回は2022年におけるパチンコの規制や緩和、新解釈基準などのほか、パチンコ業界に大きな大きな影響を与えた出来事を解説しました。

65%規制時代は「パチンコ終わったな」と嘆く人が非常に多く、内規変更の思惑とは裏腹にユーザー離れが加速しました。

しかし、現在ではMAX時代と遜色のない出玉性能を持つ魅力的な機種が続々と登場し、徐々にパチンコ業界にも活気が戻りつつあると感じます。

2023年にはスマパチが順次導入され、パチンコ業界に大きな動きがあるのは間違いないので、今後の動向が非常に楽しみです。

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