ひとことでパチンコといっても、甘デジからミドルスペックまで様々なスペックの機種が存在します。
そして、勝ちやすい機種、いわゆる「甘い」機種があるのも事実で、パチンコで勝つためには機種ごとの特徴やスペックを理解する必要があります。
目次
パチンコで安定して勝てる機種の条件
確変突入率が高い台
パチンコには様々なスペックがあり、出玉性能が高い機種ほど確変突入率が低めの傾向が強くなっています。
ホールで人気のある機種は初回確変突入率が50%~60%程度のものが多く、確変に入らない可能性も高い反面、出玉性能が高いです。
運に任せて大きく勝ちを狙うより、安定性重視で確変突入率が高い台を狙うのも、有効な立ち回りのひとつです。
出玉の振り分けの偏りが少ない台
大当りの振り分けが10R or 2Rのような極端な台は、悪い方に偏った場合は期待出玉以下になる場合があります。
出玉の振り分けがない右打ち中ALL1,500発のスペックだと、ひとたび確変に入ってしまえば振り分けに左右されず安定した出玉を得ることが可能です。
純粋にスペックが甘い台
パチンコは確変継続率や一回の出玉だけでは、単純に甘いかどうか判断できません。
一般的にボーダー(損益分岐点)が低い台ほど甘いとされており、1,000円辺り何回転するかで表されます。
等価交換で1,000円辺りのボーダー回転数が17回転前後の台は甘い台と認識して良いでしょう。
パチンコで勝てるおすすめ機種ランキング
この項目では、「ボーダーが低い」「出玉が安定している」「釘が開きやすい」などの観点からおすすめ機種をランキング形式で紹介します。
機種ごとの特徴やおすすめポイントを掘り下げて解説していますので、ぜひ明日打つ台の参考にして下さい。
1位 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~
「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」は全国的に導入台数が多く、比較的ホールの扱いがよい狙い目の機種です。
旧イベント日などで甘く使われやすい
「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」は、ST突入率約70%(時短経由込み)かつ右打ち中はALL1,500発が約81%で継続する、ミドルスペック帯では比較的安定したスペックで人気があります。
導入台数の多さと人気の高さから、旧イベント日や来店イベント時に、甘く使われる対象になりやすく、等価ボーダー17.8回転と元々の甘さも相まって、勝ちやすい機種と言えるでしょう。
ST突入率 役70%
(参照)新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~ 公式サイト
技術介入でさらにボーダーを下げられる
「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」は、大当り中の捻り打ちが決まりやすい機種で、オーバー入賞1回ごとに15玉多く出玉が獲得可能です。
連チャン性能も高く、捻り打ちを狙う機会も多いため、調整次第ですが、上手く決め続ければボーダーを下げられます。
2位 Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱
「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」は今やライドミドルの代名詞ともなった「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」シリーズの3作目にあたる機種です。
大当り確率は約1/199と、これまでのシリーズと同様ですが、大当りのカギを握る「シンフォギアチャンス黄金」の突入率が従来の50%から63%になり、より遊びやすくなっています。
また、等価ボーダーが17.3回転と、シリーズ随一の甘いスペックになっています。
大当たり確率 1/119.8
(参照)Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱 スペック
初回大当りの右打ち直行率が飛躍的に向上!
これまでのシンフォギアシリーズは、右打ちへの基本ルートは時短1回転+残保留4回転の最終決戦経由でした。
本機は、これまで同様の最終決戦に加え、約26%で「シンフォギアチャンス黄金」へ直行する振り分けが存在するため、トータル突入率が約63%に向上しています。
初当り時の1/4で直行を引ける計算になるため、従来機より遊びやすくなりました。
一撃性も過去最高
「シンフォギアチャンス黄金」はこれまで同様のゲーム性を継承しつつ、新たにループタイプの「70億の絶唱FEVER」を搭載し、一撃性はシリーズ最高と言えるでしょう。
稼働して間もなく、3万~5万発の出玉報告も多く、ライトミドルながら「勝てる台」「やれる台」というイメージが強い機種です。
期待されていた機種だけに、全国的に導入台数も多く、今後ホールの主役になり、甘く使われる可能性が高い点も見逃せません。
3位 P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.
「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」は2022年を代表するパチンコ台のひとつで、初回だけでなく、ST中も約3,000発の出玉が獲得できる爆裂機です。
等価ボーダーは驚愕の16.5回転と、現行機種の中ではトップクラスの甘さです。
その甘さゆえに、通常営業日は釘が空くことはあまりないので積極的に狙いづらいですが、旧イベント日や来店イベント時には要チェックの機種筆頭と言えるでしょう。
初当りの出玉が安定し打ちやすい
「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」の初当り時の振り分けが、ST+約3,000発が55%、残りの45%が通常+1,500発となっており、悪い方に転がってもまとまった出玉が得られる点が優れています。
仮にSTを駆け抜けてしまった場合でも、3,000発の出玉を獲得しているので、十分次の大当りを狙うことが可能です。
やはり目玉は3,000発による破壊力!
規制が緩和され、疑似的な2,000~3,000発の大当りを搭載した機種が増えていますが、3,000発の大当りが高確率でループする機種は少ないです。
「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」は、ST中の約25%で3,000発の出玉が獲得可能で、初回の大当りと合わせるとたった1回引いただけで5,000発の出玉を得ることができます。
さらに、STの消化も超高速なため、流れが良い時は瞬く間に1万発を超える出玉が獲得可能です。
4位 P 大海物語4スペシャル
「P 大海物語4スペシャル」は幅広い層に支持され続けている「海物語」シリーズの一台です。
これまでのシリーズ同様のオーソドックスなスペックですが、新たに遊タイムを搭載しており、立ち回りの幅が増しています。
出玉有り大当りは全て1,500発の出玉が獲得可能
「P 大海物語4スペシャル」は、これまでの大海物語同様の王道スペックを継承し、出玉有りの大当り当選時は、必ず1,500発の出玉が獲得可能です。
突然確変も搭載しているものの、常に一定の出玉が獲得可能なため荒れにくく、捻り打ちも有効なのもポイントです。
また、電サポ中の時短回数が従来の100回から120回にパワーアップし、わずかながらですが引き戻し確率がアップしています。
遊タイムを意識した立ち回りが可能
「P 大海物語4スペシャル」は、低確率を950回転消化することで時短350回転の遊タイムに突入します。
遊タイム中の引き戻し確率は約66.6%と、他機種と比べるとやや見劣りする性能ですが、ハマり台を意識する立ち回りも可能になりました。
ただし、遊タイム狙いをする場合は、釘の良し悪しが非常に重要になるため、ハマり台を打ったものの思ったより期待値が積めない場合もあります。
5位 P 神・天才バカボン~神SPEC~
「P 神・天才バカボン~神SPEC~」は、メーカーが機種名に「神SPEC」と入れてしまうくらい優れたスペックを持った機種で、全ての大当り時に必ず1,500発の出玉が獲得できる点が特徴です。
初回大当り時にSTに突入する確率も75%と高く、2段階STを採用してはいるものの、比較的遊びやすいスペックと言えます。
上位ST突入時は3,000発の出玉が獲得可能!
「P 神・天才バカボン~神SPEC~」は、初当り後のST中に振り分け33%の上位RUSHすることが目標となり、突入時は1,500発x2回=約3,000発の出玉が得られます。
つまり、上位RUSH突入時点で最低でも4,500発の出玉を持った状態になり、この出玉込みの平均出玉は1万発を超える、まさに神SPECとなっています。
しょぼい出玉は一切なし!ALL1,500発の安定感
「P 神・天才バカボン~神SPEC~」は3Rなど少ない出玉の振り分けや、突然確変は搭載しておらず、大当りすれば必ず1,500発の出玉を獲得できます。
初回大当り時に残念ながら25%の通常に当選した場合でも、1,500発の出玉を獲得できるため、次の大当りを目指そうという気持ちになれます。
6位 P 激デジ 真・牙狼
「P 激デジ 真・牙狼」は今回紹介する機種で唯一の甘デジになります。
大当り確率は破格の1/77で、時短突破型のST機で、電サポ中は25%で約1,000発の出玉を獲得できる、甘デジにしては夢を見れるスペックに仕上がっています。
基本的な演出は兄弟機である「真・牙狼」を踏襲していますが、本機に合わせて多くの演出がブラッシュアップ、リニューアルされており、新鮮な気持ちで遊戯可能です。
当たりが軽く、遊タイム付きなので安心して打てる
「P 激デジ 真・牙狼」は一般的な甘デジの大当り確率である1/99を上回る1/77なので、わずか数回転で大当りを射止めることも珍しくありません。
また、遊タイムは低確率230回転消化で時短295回転の遊タイムが発動するため、非常に遊びやすいスペックになっています。
それでいてST中は最大で1,000発獲得可能なボーナスを搭載し、約77%でループするのですから、甘くないわけがありません。
通常回転の消化が速い
本機は無駄な演出は極力カットされ、要所要所で短縮されているため、通常回転の効率が良いのが特徴のひとつです。
そのため、良釘の台を掴んだ場合、ぶん回しできる機種であるといえ、初当りも軽いことから期待値を積むのに持ってこいです。
7位 P 牙狼月虹ノ旅人
「P 牙狼月虹ノ旅人」は、非常に強力な遊タイムを搭載した機種で、0から打ち出すよりは遊タイムを意識した立ち回りが基本となる機種です。
もちろん調整次第では普通に打ってもよい甘いスペックですので、立ち回りの幅が広い勝ちやすい機種と言えるでしょう。
初回50%が鬼門だが1,500発のループはやはり強力
「P 牙狼月虹ノ旅人」は、初回大当り時の50%を突破し「魔戒CHANCE」を獲得できるかどうかに全てがかかっています。
「魔戒CHANCE」非突入となった場合、わずか3R分の出玉を得るだけでまた1/319を目指す世界に放り出されますが、ひとたび「魔戒CHANCE」に突入すればALL10R約1,500発の出玉が81%でループします。
基本は遊タイムを意識して立ち回る
「魔戒CHANCE」の突入率は50%なので、引けない日はとことん引けず、悲惨な結果になることも少なくありません。
したがって、少しでも勝率を上げるためには、期待値のあるハマり台を狙う立ち回りが基本となります。
等価交換のホールで1k16回転と仮定した場合、遊タイムまでの残りゲーム数が500くらいから打っても期待値があるので、釘の調整を把握した上でうまく立ち回ってみましょう。
パチンコで安定して勝てる台ランキング
パチンコは出玉がマイルドなものから、一撃で数万発を叩き出す波の荒い機種まで様々です。
今回紹介した機種は、基本的なスペックが甘い(ボーダーが低い)、右打ちへ突入しやすい、お店が甘く使ってくれやすい(釘を開けやすい)などの要素を重視しています。
パチンコはどうしても運の要素が絡んできますが、この記事を参考にして機種ごとの特徴やスペックを理解してうまく立ち回って勝率アップに繋げて下さい。