本記事では、パチンコを打つ上での台の選び方の基準やコツの他、勝つために心がけるべきことについて解説します。
主にパチンコ初心者向けに分かりやすく解説していますが、パチンコ経験者でいまいち勝率が伸びない方も初心に返ってぜひ参考にして下さい。
目次
パチンコの朝一の台の選び方は?
基本はヘソ釘を見る
パチンコの台選びの最も基本となるのはヘソ釘を見ることです。
パチンコの回転率はヘソ釘だけでは決まるものではありませんが、初心者がパチンコ台の盤面とにらめっこしても正確な回転数を割り出すのはまず不可能です。
したがって、まずはもっとも分かりやすいヘソ釘のサイズを見ることを意識して下さい。
おまけポケット周辺を見る
最低限のヘソのサイズ確認ができるようになったら、次に重要なのはおまけポケット周辺の釘の確認です。
機種によって異なりますがおまけポケットに入賞すると、5個前後の返し(賞球)があるため、疎かにできない要素と言えます。
1回あたり5個だとしても、10回入賞すれば50個(払い出し個数)、100回入賞すれば500個なので、長い目で見ると馬鹿にできない数字なのが分かります。
ホールのメイン機種に狙いを付ける
少しでもパチンコでの勝率を上げるための台選びの方法として、メイン機種に狙いを付けるやり方があります。
パチンコホールの心理として、一人でも多くのお客様に座ってもらって繁盛しているように見せたいというものがあるため、メイン機種は甘めに調整する傾向にあります。
反対に、バラエティコーナーの調整は良くなりにくいので、少しでも回転数が良い(釘の調整が良い)台を掴みたいなら、導入台数の多いメインコーナーがおすすめです。
ヘソ釘やポケット周りが優秀でも注意が必要
全体的に調整が良く、ボーダー以上の回転数がある台を掴んだとしても安心してはいけません。
なぜなら、例え回転数がボーダー以上であっても、アタッカー周りや右打ち中のスルーや電チュー周りの釘がマイナス調整の場合があるからです。
ボーダー回転数は、あくまで公表値の通りの出玉が得られる場合を想定しているので、出玉を削られていると、ボーダーを上げて計算しなくてはいけなくなります。
パチンコ朝一の流れは?台選びをする時のデータの見方
今やパチンコ台には例外なく回転数や大当り回数を表示するデータカウンター(データランプ)が付いています。
「データランプ」では『その日の大当り回数』、『過去の大当り回数』、『現在の回転数』、『総回転数』などその台の情報が分かるんですよ!
(参照)SANKYO 「データランプ」とは何ですか? 初心者のイロハ
当日のデータだけでなく、数日前までのデータを遡ることができる多機能なデータカウンターもあり、上手く活用することで台選びの参考のひとつになります。
以下では、パチンコのデータカウンターの見方や活用方法を紹介しますので、ぜひ立ち回りの参考にして下さい。
朝イチ数回転で捨てられている場合
朝イチからパチンコホールへ足を運べる人は、前任者が打った台を参考にする方法があります。
例えば、まだ大当り回数がゼロの台で、現在の回転数が10回だとします。
このデータから読み取れる可能性のひとつとして、1,000円分だけ回したけど10回転しか回らなかったから見切りを付けられたことが考えられます。
実際のところ、回転ムラもあるので1,000円程度では完璧な回転数は分かりませんが、とりあえず1,000円分様子を見てしっくりこなければ次へ移動、という立ち回りも時間効率を考えると有効な手段です。
データを見る際は波を考慮しない
パチンコ台のデータを見る場合、パチンコ初心者にありがちなのは「波」を意識してしまうことです。
ここでいう「波」というのは、例えば「データを見る限り単発が5回続いているから、確率通りなら次は確変が来るはず」、「1万発飲み込んでいるからそろそろ上り調子になるだろう」といったような、何の根拠もない言い分です。
気持ちは分かりますが、データランプを見てそういう気分になってしまったのなら、一旦冷静になって他に打てる根拠がないかをよく考えて立ち回りましょう。
設定付きパチンコの場合は大当り回数と総回転数に注目
一般的なパチンコは大当り確率は一定ですが、設定付きパチンコは例外です。
設定付きパチンコは同じ機種でも「設定」によって大当り確率が異なります。
(参照)SANKYO 「設定付きパチンコ」とは何ですか? 初心者のイロハ
設定付きパチンコは基本的に高設定ほど大当り確率が高いため、データランプを確認して大当り回数が多く付いていて、なおかつ総回転数が多い台は高設定の期待が高まります。
また、そもそも設定付きパチンコの回転数が多いということは、何か良い要素があって追いかけていた可能性が高いため、設定付きパチンコを打つ場合は、データランプは非常に有効です。
パチンコの台選び以前に心がけること6点
これまでに解説した内容はどれも重要なのですが、ホールへ足を運び優良台を見つける前に心がけるべきことが6つあります。
人によっては当たり前のことも含まれていますが、当たり前のことができずにパチンコで負けてしまう人もいるので、ぜひ目を通して下さい。
優良ホールを見つける
台選びより何より、まずは優良ホールを見つけることがパチンコで勝つための第一歩と言っても過言ではありません。
休日や旧イベント日などの特定日であっても、客付きがほぼないような過疎ホールや、評判が極端に悪いホールは避けるべきです。
ただし、パチンコホールの評判に関しては、基本的に負けたお客による悪い評判ばかりで良い評判は少ないのですが、だからこそ良い評判は信用しても良いと言えます。
交換率を把握する
稼働しようと思っているパチンコホールの交換率を把握することは非常に重要です。
なぜなら、交換率が分からないとボーダー回転数を算出することができず、仮に20回転回っている台を掴んだ場合、等価ならボーダーに達していても非等価ならボーダー以下ということが起こるからです。
ただし、パチンコホールは交換率や換金所の場所は教えてくれないので、常連さんから聞き出すか、実際に一度交換してみると良いでしょう。
収支の記録を付ける
パチンコで勝つためには日々の収支の記録をつけることが大前提です。
理由は至ってシンプルで、現在プラスなのかマイナスなのか把握していなければそもそも勝ち負けの判断が付かないからです。
また、しっかりと収支をつけていれば、目標額を設定して今月はもう達成しているから無茶な稼働はしないで硬く行こう、など立ち回りの指針にもなります。
期待値稼働を徹底する
釘の調整の良い回る台を掴んだとしても、数日単位では負けることもザラにあります。
しかし、パチンコで勝つための唯一の方法は、期待値のある台をとにかく回す期待値稼働以外ありません。
つまり、すぐに結果がついてこなくてもしっかりと期待値を積み続けることが重要です。
軍資金を管理する
収支を付けることに似ていますが、軍資金の管理はパチンコで勝つ上で、最も大切な要素のひとつです。
まず、パチンコに使う軍資金は生活費と別にするのが鉄則で、余裕資金を使いましょう。
生活費と混ぜてしまうと、使ってはいけないお金に手を出したり、負けている時に冷静な判断ができなくなるためです。
オカルトに頼らない
パチンコ台のデータの見方でも説明したように、パチンコの負け組や初心者は、根拠のないオカルトに頼りがちです。
例えば「1,000回転ハマってるからそろそろ当るだろう」「連チャンしたあとだからもう今日は出ないな」など、何の根拠もないオカルトを台選びの基準にしてはいけません。
オカルトはパチンコを楽しむ分には取り入れてもらっても構いませんが、パチンコで勝ちたい人が台選びの基準にするのは絶対にやめましょう。
パチンコ台選びで選んではいけない台3選
パチンコ台の優良台の選び方を何項かに渡って説明しましたが、反対にそもそも避けるべき台というものがあります。
釘が悪い台は当然避けるべきですが、結局のところある程度打ってみないと見た目だけでは正確な釘の良し悪しまでは分かりません。
この項目では、パチンコで勝つための台選びとして候補から外すべき台の特徴を解説します。
ボーダーが凄まじく高い台
パチンコ台はスペックに応じて、ボーダーを算出できます。
ボーダーが低いほどスペックが甘いということになるのですが、中にはびっくりするくらいボーダーが高い台が存在します。
例えば設定付きパチンコの「P牙狼MUSEUM」は、設定1の等価ボーダーが60を超えていて、仮に設定1の運用だとしてもボーダーを超える調整になることはまずないでしょう。
パチンコホールは、ボーダーの甘い機種を回る調整にすることはあれど、ボーダーの高い機種を積極的に回す調整にすることは少ないのです。
バラエティコーナーやレアな台
設置台数の少ない台で構成されたバラエティコーナーや、全国的に設置台数の少ないレアな台は打つべきではありません。
基本的にパチンコホールはメインコーナーに力を入れるので、バラエティコーナーは回収台になる傾向が強く、全体的に設置台数の少ないレアな台に関しては遠征してでも打ちにくるコアなユーザーがいるため、わざわざ釘を空ける必要がありません。
もちろん、パチンコホールによってはバラエティコーナーにも力を入れているところもあると思いますが、全体としては少ないでしょう。
羽物や一発台、役物台
「羽物」「一発台」「役物台」は、ホールの貯金箱と表現する人もいるくらい、全くと言っていいほどプラスの調整になることが少ないです。
極悪な釘調整になると、1万円使っても2~3回転しないこともザラにありますが、なまじ一回の大当りで数千発も出てくることから、一度当てれば取り返せるという思考に陥るため手を出すべきではありません。
また、幸運にも1回転、2回転で当ててしまった場合、成功体験から癖になり、負けている時の選択肢として意識してしまうため、趣味打ち以外では台選びの候補からは外すべきです。
夜から行く場合のパチンコの台選び
誰もがパチンコホールへ開店から足を運べるわけではありません。
むしろパチンコユーザーの多くは、仕事が終わったあとの夕方からパチンコホールへ行くことでしょう。
仕事終わりにパチンコホールへ行くと、稼働できる時間は多くて5時間程度だと予想されるので、日中での台選びとは違った立ち回りが必要になります。
出玉速度の速い台を選ぶ
最近では時速5万発くらいの出玉スピードを持つ台が当たり前のように存在します。
パチンコで勝つためには、釘の良い台を根気強く回すことが唯一の正解なのですが、短時間勝負の場合はこの限りではありません。
夕方からなど時間がない場合は、大当りが取り切れなくなる可能性を考慮して、出玉スピードの速い台や、通常回転効率の良い台を選択しましょう。
遊タイム狙いなど、ハイエナに徹する
夕方からの稼働で手堅く勝ちたいなら、遊タイム狙いを始めとしたハイエナ狙いが最も有効です。
朝イチから稼働する場合は、前日のゲーム数を持ち越ししているパチンコホールならある程度遊タイム狙いもできますが、リセットしてしまうパチンコホールでは通用しません。
一方、夕方からの稼働となればある程度回転数が付いている台も多いので、遊タイム狙いに適しています。
また、現在では極わずかですが潜伏確変状態の台がないかも、チェックして回りましょう。
ハイエナ行為には注意が必要
前項で夕方からの稼働には遊タイム狙いや潜伏確変狙いが有効と述べましたが、極端なハイエナ行為をハウスルールで禁じているパチンコホールも少なくありません。
また、ハウスルールで禁じられていなくても露骨な張り付き行為などは一般客に嫌がられる行為であり、最悪の場合店員に通報されて出禁になる可能性も高いです。
遊タイム狙い、潜伏確変狙いは非常に有効な台選びの基準になりますが、トラブルを起こさないように目立つことのなくさりげなく行うのがセオリーです。
パチンコの台選びについて
この記事では、主にパチンコ台の選び方のコツについて紹介、解説しました。
パチンコの勝敗は当然ながら運も絡んできますが、台選びが非常に重要です。
パチンコ台の選び方やデータランプの見方がよく分からずに困っている方の参考になれば幸いです。