パチンコで当たらない理由とは？当たらない確率も解説

パチンコを長年打ち続けていると、本当に大当りの抽選をしているのか疑わしいくらいハマり続けることや、50%の確変を外し続ける理不尽なことが発生します。

また、両隣が当っているのに自分だけいつも2倍3倍ハマりが当たり前で、遠隔でもされてるんじゃないのかとパチンコホールに対して懐疑的になることもあるでしょう。

当記事では、パチンコで当たらない理由についてのほか、当たらない人の特徴や・確率についての解説をしています。

パチンコで当たらない理由は？

パチンコを打っている時、特に大当り確率が低いミドルタイプを打っていると、確率を無視したようなハマりに陥ってなかなか当たらないことが多々あります。

短期間で確率が収束することはないため

まず、パチンコに限らず確率というのは1日や2日くらいの短期間では収束しません。

仮に釘の調整が良く、1日で3,000回転以上回しても1/319の大当りが引けなかったなんてことが発生しても、不運ではありますが不思議なことではありません。

非常に低い確率ですが、今回例に挙げた1/319が3,000回転ハマる確率は約0.00812％で、発生頻度においては12322回に1回の割合で発生します。

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使っている金額が少額のため

パチンコで当たらない場合は、いくら使ったかではなくどれだけ回せているかが重要になります。

例えば、調整が悪く1万円で150回転しか回らない台を頻繁に打っている場合、総額で100万円使った時点で15,000回転、一方で1万円で200回転回る台に同じ金額を使った場合、5,000回転の差が出ます。

パチンコで当たらない場合は、調整の悪い台を長く打っていて試行回数が足りてないことが多いです。

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サムが外れたから遠隔はある？

パチンコにおいて遠隔操作の話になると、「サムが外れた」という都市伝説的な話題が出てくることがあります。

サムは海物語シリーズのプレミアキャラクターで、登場したら最大ラウンドの確変大当りが濃厚なキャラのため、外れることはありません。

ただし、パチンコも機械なのでバグなどの何らかの要因で出るはずのない演出が出ることも極々稀にあります。

そのため、パチンコ情報誌やサイトでは「大当り確定」という言葉の使用は避け、「大当り濃厚」という言葉を使用しているのです。

「プレミアム予告」とは、遊技機に搭載されている演出の中で、発生すると大当り濃厚！？となる演出を指します。
（参照）SANKYO 「プレミアム予告」「プレミア」とは何ですか？ 初心者のイロハ

したがって、サムに限らずプレミア演出が外れたからと言って遠隔操作があることの裏付けにはなり得ません。

パチンコで当たらない人の特徴は？

パチンコでなかなか当たらない人たちには同じような特徴があります。

「パチンコなんて確率だけでしょ？」という声が聞こえてきそうですが、大当りを1回でも多く引くにはちゃんとコツがあります。

この項目では、パチンコで当たらない、大当りをあまり引けなくて負けてしまう人たちの特徴を解説します。

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調整の悪い台ばかり打っている人

まず、釘の悪い回転数が悪い台ばかり打っている人は大当りを引くことを自分から遠ざけていると言っていいでしょう。

もちろん、パチンコは数回転で当ることも稀にありますが、基本的に良く回る台を粘り強く打ち続ける遊技です。

誰しもパチンコに使う資金が無限にあるわけではないので、回る台を打つ機会が多ければそれだけ大当りが引ける確率が高まりますし、投資額も抑えられます。

機種ごとのスペックを理解していない人

パチンコで当たらない人は機種ごとの特徴やスペックを理解していない人が多いです。

具体的には、「実質大当り確率はいくつか？」「ボーダーはいくつか？」「潜伏確変はあるのか？」など、基本を押さえていない人は当りを引ける機会を逃したり、本来負けるはずがない勝負でも負けてしまいます。

パチンコで当りを引きたい人は、打つ台の基本的なスペックを1から10まで把握して勝負に臨みましょう。

オカルト（波理論）に頼りきっている人

パチンコで当たらない人は、オカルトに頼りきっている傾向にあります。

「オカルト」とは、遊技経験に基づいたジンクスや願掛けのことを指します。
（参照）SANKYO 「オカルト」とは何ですか？ 初心者のイロハ

データランプを見て「2倍ハマってるからそろそろ当るだろう」「単発続きだから次は確変になる可能性が高い」「大当り0回が3日続いているから狙い目だ」など、完全に根拠のない理由で打つ人は高確率で負け組です。

もちろん、パチンコを楽しむ分にはオカルトを取り入れるのは良いと思いますが、勝ちたい人や大当りを引きたい人は、データランプではなく釘の調整を見ましょう。

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パチンコの当たらない確率は？

パチンコには様々な大当り確率の機種が存在し、ざっくりですが「1/99の甘デジタイプ」「1/199のライトミドルタイプ」「1/319のミドルタイプ」の3種類に分類されます。

どのタイプのパチンコ台においても、「全然当たらない、抽選してないんじゃないの？」と思うようなハマりが訪れることがあります。

パチンコが当たらない確率を知る前に

まず知っていただきたいのは、確率が確率通りに当る確率は約63％程度であり、例えば大当り確率1/319の機種で確率分母以内に大当りが引けない確率は約37%もあります。

また、パチンコにおける大当りには乱数が用いられており、65536個の乱数によって当りかハズレかの抽選が行われています。

したがって、パチンコの大当り抽選は甘デジなら100個中1個だけ当りがあるというような単純なものではないということです。

ミドルスペック（1/319）が当たらない確率

大当り確率約1/319のミドルスペックが当たらない確率については以下の通りです。

まず、ミドルスペックの場合65536個の乱数の中に大当りが205個あり、計算式としては65536÷205=319.6878=約319.7です。

65536個の中に当りがたった205個しかないくじを、ハズレが出る度に戻して引き続けていることを考えると、ミドルスペックが2倍、3倍ハマりするのも不思議ではない感覚になります。

ミドルスペックが当たらない確率はそれぞれ以下の通りです。

ライトミドルスペック（1/199）が当たらない確率

大当り確率約1/199のライトミドルスペックが当たらない確率については以下の通りです。

乱数は前述のミドルスペックと同様に65536個とすると、当りの乱数は328個なので65536÷328=199.8048=約199.8となります。

ライトミドルスペックが当たらない確率はそれぞれ以下の通りです。

甘デジ（1/99）が当たらない確率

大当り確率約1/99の甘デジスペックが当たらない確率の計算は以下の通りです。

他のスペック同様に乱数は65536個とし、当りの乱数は656個となるので、計算式は65536÷656=199.902=約99.9です。

甘デジスペックが当たらない確率はそれぞれ以下の通りです。

「甘デジ」「ライトミドル」「ミドル」それぞれのスペックの当たらない確率を見比べてみると、確率分母が重いスペックの方が、誤差レベルではありますがハマりが発生しやすいのが分かります。

パチンコで当たらないのは遠隔操作されているから？

現在パチンコでは遠隔操作など、不正行為は一切行われていません。

理由としては、リスクとリターンが全く釣り合っていないためです。

また、プレミア演出が外れたからと言って、遠隔操作されたということにはならず、ほぼ100%バグによるものだと断言できます。

突入率50%を〇回連続外してるんだけど

確変の突入率や継続率もあくまで確率である以上、短期間での偏りは必ず発生します。

確率が収束するためには、10回や100回程度の少ない回数では到底無理な話なので、突入率50%を限りなく50%に近づけるためには、相当数の試行回数が必要になります。

いつも1,000回転以上ハマります

仮に1/319の大当り確率のパチンコを打っていたとして、1,000回転ハマる確率は約4.3%です。

確率に直すとそこまで非現実的な数字ではないことが分かります。

もちろん、立て続けに1,000回転以上ハマってしまうのは、不運としか言えませんが、軽い初当りを立て続けに引いた経験もあるはずなので、しっかり全ての大当りを記録し続けていれば大当り確率は限りなく1/319に近いことが分かるはずです。

パチンコ何回転で当たる確率？

この記事では、パチンコで当りが引けない理由についてのほか、大当りが引けない、パチンコで勝てない人の特徴を解説しました。

また、「甘デジ」「ライトミドル」「ミドル」それぞれのスペックごとに当たらない確率を数字にて可視化し、2倍3倍ハマりは決して起こらない確率ではないことはご理解いただけたのではないでしょうか？

確かに低確率とはいえ、大ハマりが連続して発生するのは気持ちが良いものではありません。

しかし、パチンコの大当りは確率である以上、どうしても収束するまでに膨大な試行回数を要します。

パチンコで当りが引けないと嘆いている人は、冷静になって確率とはどういうものなのか、普段の立ち回りに問題はないのか見つめ直して、少しでも当りを引けるように改善してみて下さい。