パチンコで一撃1万発を獲得しようとすると、どうしても甘デジではなく、出玉性能に優れたライトミドルスペックもしくはミドルスペックを打つ人が大半です。
しかし、現在は甘デジであっても一撃で5,000発前後の出玉なら比較的現実的な確率で吐き出す機種も多く、ライトミドルスペックやミドルスペックで勝負をせずとも、安定した勝ちを納めることが可能になっています。
今回は、出玉性能や安定性など、スペックに優れた甘デジをランキング形式で紹介しますので、勝負する台の選定の参考にして下さい。
目次
パチンコ甘デジ最強ランキングTOP8
1位:PAフィーバーマクロスフロンティア4 88ver.
おすすめの甘デジ最強ランキング1位は、今もなお絶大な人気を誇るアニメ「マクロスフロンティア」のタイアップ機第4弾「PAフィーバーマクロスフロンティア4 88ver.」です。
本機は別スペックのミドルタイプのゲーム性をほぼそのまま甘デジバージョンに落とし込んだ機種で、継続率が81%から77%へ下がったものの、高い連チャン性能を維持しています。
時短2~3回転で展開する「ギャラクシーライブ」は1回転ごとに約50%で当否を抽選するため、非常にスピーディーなゲーム展開が最大の特徴です。
軽い初当りと遊タイムにより破格の甘さ
PAフィーバーマクロスフロンティア4 88ver.は、初当り確率が約1/88と軽い上、新たに遊タイムが搭載されているため、非常に遊びやすいスペックに仕上がっています。
大当り確率 1/88.8
(参照)SANKYO PAフィーバーマクロスフロンティア4 88ver. 「スペック」
遊タイムの発動は234回転消化で時短233回転が付与されるため、実質大当り濃厚となるため非常に強力かつ浅めなので、調整次第ですが100回転くらいから十分に期待値があります。
ミドルスペックそのままの仕様がうれしい
PAフィーバーマクロスフロンティア4 88ver.は、甘デジスペックになりましたが、人気を博したミドルスペックとほぼ同じ仕様のままのため、甘いスペックも相まってこれまでのファンにすんなりと受け入れられています。
ミドルスペックのRUSH中はALL10R1,500発と爆裂スペックでしたが、甘デジながら一撃5,000発くらいなら十分狙える出玉性能を持っています。

2位:P激デジ真・牙狼
甘デジを超える「激デジ」と銘打たれた「P激デジ真・牙狼」は、初当り確率約1/77とは思えないスペックを持ち、非常に甘い機種になっています。
ベースとなる演出は「P真・牙狼」ですが、大部分に本機オリジナルの演出が組み込まれているため、新鮮な気持ちで遊技できます。
遊タイム発動条件は低確率230回転消化と低めな上、通常大当り後は時短50回転を回せるため、初回突破できなかった場合、180回転で遊タイム天井に到達できる点も見逃せません。
10Rを搭載し十分な出玉感あり
「P激デジ真・牙狼」は、大当り確率約1/77の甘デジながら、右打ち中の大当りの25%で約1,000発が獲得可能となっており、引き次第では甘デジとは思えない出玉が獲得可能です。
STの継続率も77%と高めで、非常に安定したスペックになっていますが、引きが悪く2R太大当りに偏ってしまうと、出玉感が損なわれてしまう点には注意が必要です。
通常時の演出効率が良い
「P激デジ真・牙狼」の演出は、「P真・牙狼」がベースとなっていますが、新規演出も多く、無駄な演出がかなり削ぎ落されています。
したがって、通常回転を稼ぎやすく、期待値を積みやすい仕様です。
一方で、非常に甘いスペックになっているため、釘が開きにくいことが予想されるのが唯一の欠点と言えます。
3位:P華牌RRwith清水あいり
「P華牌RRwith清水あいり」はかつて存在したパチンコメーカー「奥村遊機」からリリースされていた「華牌」シリーズの一台で、現在は豊丸産業が開発しています。
一部のパチンコファンにカルト的な人気を博した「華牌」シリーズのテイストはそのままに、のばらを始めとした豊丸産業オリジナルキャラが登場し、演出を盛り上げます。
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(参照)豊丸産業 P華牌RRwith清水あいり
2022年に行われた新解釈基準による遊タイムを搭載し、150回転と非常に浅い天井を持つことで話題になりました。
遊タイム到達率が非常に高い
「P華牌RRwith清水あいり」は遊タイム発動条件が150回転消化とこれまでの機種の中ではもっとも浅い天井を搭載しています。
初当り確率に対して遊タイム発動条件が約2.5倍の機種の到達率はおよそ5%程度だったのに対して、22%と初当りの5回に1回は到達する計算になります。
1回の大当りの出玉こそ少な目ではありますが、甘デジらしくゆったり遊ぶには最適な機種と言えるでしょう。
等価ボーダーが激甘!
パチンコに詳しい人なら、「P華牌RRwith清水あいり」のスペックを一目見れば非常に甘い機種であることは分かるでしょう。
「P華牌RRwith清水あいり」の等価ボーダーは15.5回転と、相当甘い仕様になっており、出玉の少なさから一撃性能は低めですが、良調整なら終日ぶん回したい機種です。
一方で、あまりの甘さから釘を開けてくれるホールは少ないことが容易に予想できますので、慎重に台選びを行いましょう。

4位:PA新海物語
「PA新海物語」は多くの複雑な要素がなく、魚群が走れば激熱などの単純明快なゲーム性でパチンコファンを魅了し続ける「海物語」シリーズの甘デジスペックです。
本当りを引きやすい低めの初当り確率に加え、c時短(突然時短)を搭載し、非常に遊びやすい甘デジスペックに仕上がってします。
併せて遊タイムも搭載しているため、誰でも安心してパチンコを楽しめる一台になっています。
遊タイムとc時短の組み合わせが秀逸
「PA新海物語」は、今作も海物語シリーズらしく定番の演出はそのままなので、老若男女問わず安心して遊べます。
その上、遊タイムとc時短も搭載しているのでこれまでのシリーズの中で最もストレスを感じにくい仕様になっています。
また、c時短の回転数も遊タイム発動条件に含まれるため、投資を抑えつつ天井を目指せる点が優れています。
実質次回大当り濃厚の振り分けが存在
これまでの海物語シリーズの甘デジは、最大でも時短100回転(ST含む)でしたが、今作はST5回転+時短299回転の振り分けが存在します。
さらに、時短299回転消化後は遊タイムが発動し、トータルで683回転の電サポを受けられるのでよほどでなければ次回の大当りが引ける仕様です。
5位:Pとある魔術の禁書目録 Light PREMIUM ver.
「Pとある魔術の禁書目録 Light PREMIUM ver.」は、絶大な人気を誇る「とあるシリーズ」のタイアップ機としてホールにおいても非常に話題となった「Pとある魔術の禁書目録」の甘デジバージョンです。
元となるスペックはヘソの返しが1個賞球でしたが、本機は3個返しになったり、全体的な演出バランスが見直されていたりと、ストレスに感じる部分を減らし、様々な部分がブラッシュアップされています。
リミットブレイクを体験しやすくなった
ミドルスペックの時はST中大当り確率が約1/99だったので、リミットブレイクチャンス中に大当りを引く爽快感が得られ事が多かったのですが、本機はST中大当り確率が約1/49.2に変更されたことによりリミットブレイクが発生しやくなっています。
全体的なSTの継続率自体は70%とやや控えめになっていますが、ST中の爽快感としては前半で当る可能性が高い本機に軍配と言えるでしょう。
また、RUSH中は演出バランスが大きく調整されており、赤系の信頼度が大幅にアップしているため、出現しただけで大当りにかなり期待が持てるようになっています。
極めて安定したスペック
「Pとある魔術の禁書目録 Light PREMIUM ver.」は大当り確率約1/129、大当り後は全て継続率約70%のRUSHに突入、潜伏確変なし、RUSH中の大当りの最大獲得出玉約1,000発、遊タイムありと、全てにおいて安心して遊べるスペックに仕上がっています。
遊タイム搭載機種の多くは、遊タイムの性能が非常に高いため、遊タイム前に当ってしまうと非常にがっかりしてしまいます。
一方で、本機は初当り後は必ずSTに突入する上、遊タイムに突入してもわずかながら駆け抜ける可能性があるため、がっかり感が少ないのも特徴です。
6位:PF戦姫絶唱シンフォギア2 1/77ver.
「PF戦姫絶唱シンフォギア2 1/77ver.」は初代「PF戦姫絶唱シンフォギア」の正当進化を遂げた「PF戦姫絶唱シンフォギア2」の甘デジバージョンです。
SANKYOお得意の初当り確率1/77の甘デジシリーズの特徴として、大当り確率だけでなくスペックが非常に優れ、本機も例に漏れず非常に甘く、ボーダーが低くなっています。
加えて遊タイムも搭載しているため、シンフォギアファンならずとも多くのパチンコユーザーが安心して遊技できる仕様です。
軽い初当り&浅い遊タイム
初代の甘デジバージョンの遊タイムは最終決戦(時短1回+残保留4回)に突入するだけだったのに対して、本機は時短290回が付与されるため実質次回大当り濃厚になっています。
また、初当り自体も1/77と非常に軽く、1日に初当りを10回以上引くことも珍しくないため、試行回数を活かしてドル箱を築くことが可能です。
残念なポイントとしては、最終決戦の仕様変更で、これまでのように1回転ずつ消化していくバトルタイプではなく、5変動を1回の演出で見せるようになったことで、ファンの間では本機の唯一の欠点として挙げられています。
甘デジとしては破格の出玉性能
大当り確率が約1/77の甘デジとはいえ、ひとたびシンフォギアチャンスGXに突入してしまえば、一撃で5,000発以上の出玉を獲得することも珍しくはありません。
さすがに一撃で1万発は相当な引きがなければ実現できませんが、本機は初当りの早さを活かして確実に出玉を伸ばしていくタイプと言えます。
7位:PAぱちんこ乗物娘1/77ver.
「PAぱちんこ乗物娘1/77ver.」は元となる「Pぱちんこ乗物娘 WITH CYBERJAPAN(R)DANCERS」のスペック違いの甘デジバージョンです。
本機は、大当り確率1/77、遊タイムあり、10R大当り比率25%と、甘デジながら夢を見れるスペックなのが特徴になっています。
ただし、ST継続率自体は約53%とそこまで高くないため、打感としては「海物語」シリーズの甘デジに近いものがあります。
低確率200回転と低めの遊タイム発動条件
「PAぱちんこ乗物娘1/77ver.」の遊タイムは、低確率200回転消化で時短290回転が付与されます。
1/77の大当り確率とはいえ、約7.3%で200回転へ到達してしまうため、200回転という浅めの遊タイムの存在により非常に安心して遊べる仕様と言えます。
また、若干の大当りの振り分けによる損もありますが、本機はST突入率が100%のため、遊タイム前で当ってしまっても残念な気持ちが少ないのも精神的に良い点です。
1,100発の払い出しの10R比率が25%
「PAぱちんこ乗物娘1/77ver.」は1/77の甘デジながら、ヘソ大当り時の約11%と電チュー大当りの約25%で1,100発の出玉が獲得可能な10R大当りを搭載しています。
大当り確率1/77クラスの機種の大半は、10R大当りと言えど、700発~800発程度の出玉が多いため、本機の出玉性能は高めであると言えます。
8位:PA新必殺仕置人TURBO
「PA新必殺仕置人TURBO」は、当時としては圧倒的な出玉スピードでP機の未来に光明を見出した「P新必殺仕置人」の甘デジバージョンです。
初回突破確率は約30%程度とハードルは高いですが、低確率280回転消化で遊タイムに突入するため、基本的に遊タイムが推奨されます。
継続率約80%+10R比率50%の強力なRUSH
「PA新必殺仕置人TURBO」のRUSHは、突入が厳しめですが、継続率約80%+1,000発が獲得可能な大当り比率50%と、甘デジの中では最強クラスの性能を持っています。
このくらいのスペックになれば、一撃で1万発も現実的に発生するため、RUSHの破壊力だけ見ればライトミドルクラスであると言えるでしょう。
基本的に遊タイム狙い推奨
本機のST突入のメインルートは、初回大当り後の時短を突破するルートとなっており、突破率は約30%と厳しい数値になっています。
したがって、よほど釘が良くない限りは正攻法で攻めるのではなく、大当りを引ければ100%STに突入する遊タイムを狙う方が効率が良いです。
問題なのは、遊タイムが強力なのでライバルが多いこと、期待値の高いゲーム数を拾うのが難しいであろう点です。
パチンコ甘デジ最強ランキング
今回は、スペック面で優れていて勝ちやすい甘デジを8機種紹介しました。
スペックに優れた甘デジは数多くリリースされており、今回紹介した機種以外でもおすすめしたい機種がいくつも存在します。
ただし、今回紹介した機種は甘いスペック故に、釘が開きにくいことが予想されますので、注意して立ち回って下さい。