6号機に入り、パチスロは出玉性能が悪化、ユーザーの減少に悩まされています。
新台導入しても通路になるケースも多発し、ヒット機種が登場せず業界が終了するのではと危惧されています。
この記事では、パチスロ6号機で業界は終了なのか、その背景を解説。また、規制の緩和などで変化はあるのか、今後の状況も説明します。
目次
パチスロ6号機に入り業界は大きく低迷して終わりに近い?
パチスロ6号機に突入して以降、業界はさらに低迷するようになりました。
5.9号機辺りから出玉性能が極端に落ちているという話は出ていましたが、6号機に入ると更に出玉性能が悪くなり、遊んでもなかなか勝てない状況が続いています。
新しく開発されたパチスロ6号機が次々ホールに導入されていますが、現在はこれといった機種が登場しておらず、新台が登場しても全く稼働しない状況まで発生しています。
新台がすぐ通路になる場合も多い
大々的に新台を導入したのはいいものの、新台を導入してから1週間程度で通路となってしまうケースも多くなっています。
ホールにとって通路になるのは死活問題であり、利益を確保できずに赤字を垂れ流してしまいます。
現在はパチスロ6号機の性能があまり良くないという状況もあり、パチスロの新台導入には慎重な傾向が続いています。
ヒット機種以外は導入しないと考えているホールまで登場するなど、少ない販売台数の機種には辛い時代となっています。
勝てないとユーザーも判断している
パチスロ6号機の悪評はユーザーも知っています。
6号機で遊んだとしてもユーザーは勝てないと判断しており、それなら現在導入されている5号機の残りで遊んだほうがいいと思っています。
また、パチスロが勝てないと判断している現状、パチンコに切り替えているユーザーも増加しています。
パチンコには出玉性能の高い機種が数多く登場したことにより、これまでの不調から脱却してユーザーを増やすことが可能となったためです。
6号機でパチンコに移動したユーザーも多い
パチンコはP機に突入しましたが、このP機も導入当初は非常に出玉性能の悪いものが多くなっていました。
しかし、大工の源さん超韋駄天を始めとして、強烈な出玉性能を持つ機種が登場したため、パチンコ人気は回復しつつあります。
パチスロは出玉性能が低いため、より稼げると判断されるパチンコに移動しているユーザーが増えています。
2,400枚規制でなかなか勝てないパチスロ6号機より、時速1万発が期待できるパチンコに挑戦したほうが勝ちやすいためです。
なぜパチスロ6号機で業界は終わりと思われているのか?
パチスロ6号機で業界は終わり、パチスロの未来には何も期待できないといった声が多くなっています。その理由は以下の要素が関係しています。
- 出玉性能の悪さ
- 似たような機種の大量導入
- 低設定の問題
- 機種導入の価格上昇
こうした理由により、ユーザーがパチスロ6号機は終わり、業界は厳しいという意見があります。
また、ホール側にとっても機種導入時の価格上昇が足を引っ張っているなど、業界として辛い環境が続いているのです。
パチスロ6号機の出玉性能が極端に悪い
一番の問題として、パチスロ6号機は出玉性能が悪く、どれだけ頑張っても2,400枚規制によってATが終了するという問題があります。
他にも有利区間によって出玉性能を抑えているなど、5号機で出玉を引き上げた要素が全て規制されました。
機械割についても115%を上限とする方向で進んでいるなど、これまで以上に勝てないような機種が多くなりました。
様々な悪い情報を加味した結果、パチスロ6号機では勝てないとユーザーは判断しているのです。
似たような機種ばかりが登場する
魅力的な機種があれば、パチスロ4号機から5号機へ移行した時と同じように状況を変えられると思われていました。
しかし、パチスロメーカーが販売している台は似たような機種ばかりが登場しており、状況を変えられていません。
6号機のヒット作であるRe:ゼロから始める異世界生活に引っ張られ、他のメーカーは後追いで同じような機種を作ってしまったのです。
同様の機種が増えた結果、6号機は高純増高ベース機が多発しており、ユーザーが魅力のない機種だと思ってしまう要員を増やしました。
ホールも低設定ばかりを入れるため勝てない
もう1つの問題はパチスロを利用しているホール側にあります。
ホールは利益を確保するためにパチスロを提供していますが、機種の設定を低くする対応を取っており、出玉が確保できないようにしています。
ホールが置いているパチスロの設定は大半が1か2という現状が続いており、高設定はほぼ利用されません。
高設定が使えないと勝てないパチスロ6号機では、低設定を相手にする必要がないため、ユーザー離れを加速させたのです。
結果的にユーザー離れを引き起こしている
ホールが低設定を導入している問題、メーカー側が新しい機種開発に失敗するなどの要因が重なった結果、ユーザー離れは深刻的なものとなりました。
パチンコにユーザーが移動する以外にも、パチンコも含めて引退するというユーザーが増えています。
パチンコホールもパチスロを減らしてパチンコを増やすなど、明らかにパチスロを避ける傾向が目立ちつつあります。
パチスロの導入にもかなりの金額が必要に
パチンコホールにとっても厳しい現状が続いています。パチスロも導入価格が上昇するようになり、簡単にホールへ設置できなくなりました。
中古台もヒット作は価格が高すぎて買えないといった現状もあります。
また、メーカー側がおもちゃを取り付けた結果、パチスロの新台入替に時間がかかる問題も発生しています。
これはパチンコでも同様の問題が起きていますが、パチスロも6号機以降に筐体が拡大し、入れ替えや枠の使い回しができない問題に陥っているのです。
このままでは終わりのパチスロ6号機でユーザーを繋ぎ止めるには?
パチスロ6号機でユーザーを繋ぎ止めるためには、まず機種開発という部分に重きを置くことになります。
その上で高設定を入れやすい台が増えていけば、ユーザーへの還元も容易に可能になるでしょう。
現在は6.1号機へ期待する声もあります。これまでと違う低ベース機の導入により、5号機に近い楽しみ方ができる可能性もあるのです。
魅力的な機種開発が重要になる
何と言っても魅力的な機種開発は大事です。パチスロ5号機もリプパン外しがヒットしてから潮目が変わりました。
パチスロ6号機でも、これまでにない方法で出玉性能を引き上げられれば、魅力的な機種によってユーザーが集まってくる可能性はあります。
ただ、規制の影響により、出玉性能面を極端に引き上げられないという問題があります。
出玉性能の高い機種は開発しづらい
パチスロ5号機の場合は出玉制限が無かったものの、パチスロ6号機の場合は2,400枚規制が影響しており、ATを連続して続けられない現状があります。
他にもゲーム数ごとの出玉制限が設けられるなど、出玉性能を明らかに高めるような機種の誕生は難しくなっています。
それでも何らかの方法で出玉が増やせないか検討するメーカーは多くいます。
6.1号機からの低ベース機が当たればまだ終わりはない
パチスロ6.1号機によって、低ベース機の開発が可能となりました。
これまでは50G程度が中心となっていましたが、40G以下の機種が登場することになります。
低ベース機は出玉性能の引き上げが可能となった他、5号機に存在した低純増機が作れるようになります。
5号機に近い遊び方ができる6.1号機がヒットすれば、パチスロもまだまだ終わりには行かないでしょう。
技術介入要素の強い台で勝負するメーカーも
最近成功している台の1つが、技術介入要素です。4号機の初期までに導入されていたビタ押し技術を利用すれば、機械割以上の出玉が達成できるというものです。
パチスロ6号機は出玉性能が悪いものの、技術を使えば出玉が増やせるといった取り組みは注目されています。
ただ、これまでのAT全盛期の時代から、急にビタ押し中心の時代に突入させるのは難しい現状もあります。これは初心者が付いてこられない可能性が高いためです。
パチスロ6号機で終わらせないために規制緩和も重要に
パチスロ6号機で終わらせないためには、パチスロの規制緩和が求められます。
規制緩和が実現できない限り、これまでのような出玉性能は期待できません。メーカーもユーザーも、規制緩和に期待する声があります。
しかし、現在では規制緩和の動きは一切なく、6.1号機でどのように変わっていくか様子を見ている状態となります。
それでも駄目なら厳しい規制をどこかで緩めてもらうための陳情を出す可能性があります。
現状では規制緩和の動きなし
現状では規制緩和を求めるなどの動きはなく、6号機として決められているルールの中でパチスロ開発を進める必要があります。
6.1号機も登場したばかりですので、なかなか規制緩和をさらに求めるというのは難しいのです。
将来的に規制緩和が実現できたとしても、ホールに機種が導入されるまでには相当な時間がかかるのは間違いなく、現状では早期の規制緩和も難しい状態です。
高射幸性機種撤去で上が納得してくれるかが注目される
最近パチンコ業界で取られているのが、5号機に存在した高射幸性機種を撤去する動きです。具体的には以下の機種を早々に撤去するよう進めています。
- ミリオンゴッド~神々の凱旋~
- 沖ドキ
こうした機種を早期に撤去し、ホール側がそのルールを守ったことを引き換えに、将来的な規制緩和を求めるという動きを狙っています。
高射幸性機種撤去はほぼ完了している
高射幸性機種と呼ばれるパチスロ5号機は、大半が撤去されています。
実はホール側にも違反した場合のペナルティが用意されており、新台が導入できないと言った問題があります。
ペナルティを受けて、パチンコも含めて新台が得られないのは避けたいため、ホール側も渋々協力している現状があります。
守っていないホールも確認されている
パチスロ5号機の撤去では、要求を守っていないホールが確認されています。
撤去していないホールはペナルティの対象となっていますが、現時点でペナルティが出されているわけではなく、慎重に対応しているのが伺えます。
ただ、足並みが揃わない以上、規制緩和の陳情が厳しくなっているのは事実です。
勝手に再設置に踏み切ったホールまで登場
あまりにも利益を確保できなかったホール側は、勝手に撤去した沖ドキを設置するなどの動きを加速させています。
しかし、パチンコ業界側のルールに違反している行為ですので、将来的に処罰の対象となる可能性があります。
また、各都道府県のパチンコ団体が再設置を容認しているような状況もあるなど、撤去による規制緩和が難しい現状が続いています。
緩和されればパチスロ6号機でも出玉面で期待できる
規制緩和が行われると、パチスロ6号機で問題とされていた出玉性能が変化しますので、パチスロ5号機に近いような出玉が期待できます。
ただ、どの項目が緩和されるかによって、出玉性能の上昇は変わります。
一番問題視されている2,400枚規制や有利区間は廃止されない可能性が高く、ここが変わらないと根本的な出玉性能の引き上げは難しい声もあります。
大幅な規制変更はパチスロ7号機という意見も
どれだけ規制緩和を求めたとしても、大々的に規制緩和を実現できるのはパチスロ7号機ではないかという意見もあります。
あまりにも6号機のルールを変えてしまうのであれば、6号機ではなく7号機と称したほうがいいと声を上げる人もいます。
こうした状況がどのように変わるか、今後のパチスロ業界に注目したいところです。
パチスロ6号機で業界は終わりに近づいている
パチスロ6号機は非常に厳しい現状が続いており、出玉性能の悪さ、ホール側の低設定導入などが進んでいる影響でユーザー離れが進んでいます。
魅力的な機種開発も進まず、メーカー側も検定通過ができずに販売できない状況も続いています。
今後は規制緩和によって出玉性能が高くなったパチスロ6号機が導入されるか注目されます。
しかし、この重い空気を変えてくれる魅力的なパチスロ6号機が開発されるかが大きなポイントとなるでしょう。
ダイナム、マルハン楽園など出玉操作をしてユーザーにばれてしらけた時代は、インチキホール側の責任。自民党や警察との癒着やばれなければ何をしてもよいみたいなやり方にみんなあきれてほとんどのホールに客がいなくなった。自業自得で仕方ないと思う。